進路の部屋
63期生 合格体験記⑤
2021/05/11
大阪大学 基礎工学部 応用化学科 学校推薦型選抜入試【 一貫コース 理系 女子 】
受験勉強の方法について、自分の経験から思ったことを伝えようと思います。
まず、推薦入試についてです。私は学校推薦型を受けました。この受験型のメリットは、過去の努力を評価してもらえることと、一般入試よりも少し早く終わることです。私の受けた学部は、特別な研究も必要ありませんでした。デメリットは、志望理由書や面接練習に時間を費やしてしまうことです。私は志望理由書を書く際に、海外研修や、クラブの部長としての活動が役に立ちました。もちろん日々の努力や成績をアピールするのも良いですが、私は自分にしかない経験があることで安心できたし、実際有利だったと思います。高3で何かに挑戦する時間はないので、高1高2のうちに課外活動や検定試験に挑戦することを強くおすすめします。教室や職員室、学年フロアの掲示板には様々なプログラムの情報が載っているので活用してみてください。志望理由書の書き方や内容の添削は担任の先生が何度も確認してくださいました。自分では調べきれない大学の特徴や研究についても先生が一緒に調べたり、知り合いの方に聞いたりしてくださいました。ただし国公立の推薦は、チャンスが増えたくらいの気持ちで臨むのがよいです。私は一般入試に向けて勉強しました。
勉強方法ですが、私は友達と勉強すると喋ってしまうので、ずっと家で勉強していました。学校の宿題は早めに片付けて、問題集を解いていました。数学英語理科は毎日しました。私は高3の秋ごろにまだ終わっていない問題集があって後悔して焦ったので、目標の日から逆算し日割りして計画的に進めることおすすめします。先生に相談するのも良いです。12月初めまでは二次を中心に、その後共通テストを重点的に勉強しました。主に過去問を繰り返し解きました。推薦でも一般入試でも共通テストがとても大事なので、学校や塾の講習を効率よく活用して点数を上げました。しかし取りすぎは自身での演習時間が減るのでお勧めしません。私は苦手な国語と地理を中心に受講しました。
自分に合う勉強スタイルや受験方法は人それぞれなので、自分に合った方法を探して、目標に向かって頑張ってください。
【体験記を書いてくれたあなたへ】
中学生の頃「可愛い雑貨や文房具が大好きなのでいつかデザインする側になりたい」とはにかみながら教えてくれました。トップクラスの成績を維持しながらも勉強の手を抜くことは一切なく、クラブの部長としては責任感があるが故に悩みながらも楽しそうに活動していましたね。合格報告に来てくれた時も「まだ信じられません」と言っていましたが、その謙虚な姿勢で何事にも挑戦していたことが合格という形で結実したのだと思いますよ。