学校ブログ

進路の部屋

63期生合格体験記⑧

2021/09/14

大学入試

【大阪大学・工学部・電子情報工学科 学校推薦型選抜入試】選抜特進(文理探究)理系男子

私が大学受験を通して大事だと思った事を伝えようと思います。

1つ目は共通テストにおける国語と社会の重要性です。理系の人にとって国語と社会は後回しにしがちな教科です。しかし、理系の人が共通テストで高い点数をとれるかは国語と社会で決まってくると思います。実際、私も国語はほとんど対策せず、社会も12月になるくらいまでまったく対策しなかったので共通テストの点数が思うように伸びませんでした。なので早くから少しずつ対策を進めていき満足する結果をとってほしいと思います。

2つ目は推薦入試の準備と勉強の両立についてです。推薦入試の準備をするよりその時間も勉強したほうが良いと考えている人もいると思います。しかし、私は準備に時間をとられるというデメリットよりも国公立大学の場合は特に受ける機会の少ない中で受験する機会を1回増やせるというメリットのほうがはるかに大きいと思います。さらに志望理由書を書くことによって自分が大学で学びたい事がより明確にすることができると思います。また推薦入試の面接のときに話の材料となる、高校で行われている様々なプログラムに参加することもとても重要だと思います。実際私は高1の時に参加したニュージーランド研修の時に感じた、日本とは異なる点や実際に英語を話してどのように感じたのかなどを面接で話しました。

最後に大学受験は戦略も大事になってきます。塾で主に勉強するのか学校を中心にして勉強するのか塾も学校も両方活用して勉強するなど自分に合った勉強スタイルを早くに見つけることも重要だと思います。また国公立大学の推薦でも特別な資格や実績がなくても合格することのできる大学はたくさんあるので過去のデータを見ておくと役に立つと思います。未だコロナウイルスも収まっておらず、共通テストも1回しか行われていなくて過去問もあまりなくて不安だと思いますが皆さんが満足できる進路に進めるように頑張ってください。応援してます。

【体験記を書いてくれたあなたへ】

どちらかというと控えめで口数も少ない印象でしたが、「やりたいこと」「目指したい自分」については高1の頃からはっきりと話していました。VR技術について楽しそうに教えてくれたことを覚えています。入試制度についても受験学年になる前から丹念に調べていたから、高3時のコロナ禍にも振り回されることなく勉強を続けられたのでしょうね。クラスでの印象とは一転、バレーボール部では大きな声を出して他の部員を鼓舞していました。常に先を見て、主体的に進路を考えていたあなたが大学卒業後にどうしたいのか、落ち着いたらまた学校に来て聞かせて下さいね。


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