進路の部屋
63期生合格体験記⑪
2021/12/09
【九州大学・歯学部 一般選抜入試】 一貫選抜コース理系女子
高1や高2の間、私はずっと自分のしたい事がはっきり決まっていなくて模試は判定だけを見て振り返りをあまりしなかったので、高3になっていざ受験勉強を始めようと思った時に自分がどの教科のどの分野が苦手で、どの分野が得意かが分からなくて困りました。 高1や高2の時は判定よりも分野ごとでの正答率を見て自らの得意不得意を自覚する事が大切だと思います。そして高3では、把握できた苦手分野を得意にすることを目標とするのではなく、皆が解けるところは確実に解けるようにする事を重点的にやり、余裕があれば、得意分野は他の受験生と差をつけられるように磨くと良いと思います。
私が志望校や志望学部をしっかりと決めたのは高3の春だったのですが、これでは遅いと思います。遅くとも高3になるまでには方向性を決めておいて、高2から高3にあがる春休みの間に志望大学、学部について詳しく調べておくのが良いと思います。
指定校推薦や学校推薦、総合型選抜で合格する人が出てくると、一般試験を受ける人の士気が下がるのは仕方ないし、実際私もやる気がなくなった時もありました。でも、そんな時こそ、投げやりになるのではなく、自分が今勉強しているのは何のためなのかと一旦考え直してみてほしいと思います。
最後に、受験期は休み時間に友達と学校で話したりする時間がすごくメンタルを保つのに必要で、学校に毎日来ることが大切だなと実感しました。
【体験記を書いてくれたあなたへ】
水泳部の活動と勉強を両立しながら審美歯科医になりたいという夢に向かって一生懸命頑張っていましたね。
朗らかで笑顔の絶えないあなたの周りにはいつも多くのクラスメイトがいたのを覚えています。慣れない土地だと思いますが、大学生活もどうぞ楽しんで。宝塚から応援しています。