学校ブログ

進路の部屋

63期生合格体験記⑩

2021/11/30

大学入試

【大阪大学・外国語学部 一般選抜入試】一貫選抜コース文系女子

私は、幼い頃から習っていた英会話の影響で英語を喋ることが大好きでした。大学では思いっきり英語を勉強したい。そう思い、志望校を大阪大学外国語学部に決めました。ところが、次第に英語以外の言語にも興味を持ち始め、幼い頃から憧れのあったスウェーデンについて学びたいと考えるようになりました。しかし、スウェーデン語はマイナーな言語な上、大学で学んだことを将来どのように役立てていくのか、という明確なビジョンが無かったため、どうしても不安が残り、決断に踏み切れずにいました。そんな時、OneDayCollegeで立命館大学の教授の講義を受ける機会がありました。その方は、大学ではフィリピン語を専攻し、卒業後は韓国へ渡った後、カナダの大学院で学び、今は立命館大学で教授として働いている、という少し変わった経歴をお持ちの方でした。その方の、「自分の直感を信じて動いてみる」という言葉が私の胸にすとんと落ちました。直感に身を委ねるということは、時には回り道にもなりますが、本当に自分のやりたい事への近道でもある、とその教授は仰っていました。その言葉に背中を押され、高3の秋に志望先をスウェーデン語専攻に変えました。目標が定まったことで、ますます勉強に励むようになりました。勉強内容については、最後の定期考査が終わるまであまり変わらなかったように思います。主に授業の予習復習に時間を当て、それ以外は、受験科目の内で全体の半分以上の配点を占める英語に重きを置きました。英語の長文読解、配布されるCDを活用した音読を毎日心掛けました。なかなか成績が伸びず、最後まで模試の判定はDのままでしたが、最終的には逆転という形で合格を掴み取ることができました。自分が本当にそうしたいと思える確固たる目標を持つことが、合格へと繋がったのだと思います。それでも成績が伸びず、その決意が揺らいだ時、強く鼓舞してくださった先生方には感謝しかありません。最後に、大学入試のまさに過渡期にいる皆さんは、抱える不安も大きいかと思いますが、受験は最後まで何が起こるかわからないので、諦めずに最後の最後まで駆け抜けてください!心から応援しています。

【体験記を書いてくれたあなたへ】

中学生の時には英語暗唱大会で、高2時には英語プレゼンテーション大会で気持ちよさそうに発表していた姿は抜群に格好良く、後輩やクラスメイトに大きな刺激を与えてくれました。OnedayCollegeで受けた講義の最後には、自ら挙手して先生に質問していましたね。先生がくれた言葉に自信を得て、直感を勉強への原動力に変えて最後の最後まで本当によく頑張りました。2月に入ってからはほぼ毎日、添削のため職員室に通って来ていた記憶があります。納得するまで何度も質問し、校舎の外が暗くなってもずっと勉強していました。努力が実を結んで本当に良かったね。あんなに頑張ることの出来るあなたが大学で更に飛躍されることを期待しています。



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