本日３，４時間目は中学２年生を対象に『One Day Professional』を実施しました。

この行事は本校のライフデザイン教育の一環で、今年度は７名の保護者の方に御来校いただき、貴重なお話を伺うことができました。

今回のラインナップは、医師、専業農家、建築士、コンビニ経営などです。生徒たちは７つの講義の中から２つ選んで受講しました。

コンビニ経営のN様は、コロナ禍でセルフレジが導入された際にお客様からのクレームが増え、それをどうやって解決していったかという具体的なお話をしてくださいました。

観察する→相手の立場に立つ→仮説を立てる→実行する、そしてまた観察するということから、お客さんの立場、店員の立場の気持ちを考えて、店員の対応を変えていかれたそうです。

そして「相手の立場に立つ」ために必要なものは知識と経験。そのために学校の勉強と本を読むことの大切さをお話してくださいました。また想像力を養うことも、独りよがりにならないために大切だということです。

「職業に就くこと」は、中２の皆さんにはまだ先のことのように思うかもしれません。

しかし、今の自分が未来に繋がっていることは確かです。自分だけの「プロフェッショナル探し」はすでに始まっています。それは自分に合う何かを探していくというより、今の皆さん自身が自分の幅を広げること、自分自身を見つめることから始まるのだと思います。今日のお話をきっかけに世界の見え方が変わってくることを期待します。

本日ご講演いただきました皆様、お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。