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やることはやったと思えるか~受験体験記④~

2024/05/15

大学入試

本日、「でんしんろ」に66期生の受験体験記を新たに7編アップしました。

ラインナップは、岡山大学3編、横浜国立大学・大阪教育大学・京都府立大学・県立広島大学が各1編です。

今日はこの中から、岡山大学に総合型選抜で合格した先輩の体験記を紹介します。合格した先輩は、どのような準備をして本番に臨んだのでしょうか。

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進学先; 岡山大学 理学部 地球科学科

一貫探究コース


私は総合型選抜で合格し、進学を決めました。総合型選抜では準備や計画的な学習はもちろん、本番での柔軟な対応が重要だと感じました。

準備については、私自身、高3の夏に志望校を決め、総合型選抜でも受験することを決めました。そこから志望理由書や自己推薦書などの書類を準備し、出願しました。出願に関しては時間に余裕を持ってすることができました。

そして面接についての情報を集めようとしましたが、私の一つ前の年度から始まった入試だったので学校やインターネットには情報はなく、同じ大学に進学していた先輩の友人からの情報や、他の学科の情報から推測して対策することになりました。そして迎えた試験本番では、練習していた志望理由などについて聞かれることはなく、どのように思考するかを問われる試験でした。入試は本番で何が起こるかわからないということを、頭の片隅に置いておくといいと思いました。

面接(口述試験を含む)の準備は11月の後半2週間を使い、地学基礎と地学の教科書を読み詰め込むということと、面接練習の担当の先生との会話を通して知識を増やすこともしていました。そのため、本番での会話の引き出しが多く、落ち着いて面接官と会話することができたと思います。

私は面接、共通テスト、私立大学の一般入試を受けました。これらに共通していると感じたことは、緊張したら力が出せないだろうということです。私はあまり緊張しない性格なので苦労はしませんでしたが、一発勝負のプレッシャーは感じると思います。私は、緊張しそうな時は、周りの自分より緊張している人を見て落ち着いていました。また受験期に自分の中で大切にしていた言葉は“なるようにしかならない”です。これまでしてきたことが直前で変わることはありませんし、「やることはやったから大丈夫」くらいの気持ちで試験に臨めるように頑張ってください。

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過去の資料がほとんどない中で、可能な限りの情報を集め、先生と何度も面接シミュレーション。まさに「やることはやった」と言える準備によって、落ち着いて口述試験に臨めたのでしょう。

次回の体験記はいよいよラスト、京都大学です。「でんしんろ」への掲載は、試験後の29日(水)を予定しています。お楽しみに。

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