進路の部屋
阪大サイエンスカフェのご案内
2024/12/20
大阪大学総合学術博物館と豊中市立中央公民館が開催するサイエンスカフェ。
大阪大学に所属する研究者の取り組みを分かりやすく紹介してくれるもので、定員30名、参加費無料で行われます。
2・3月開催の講座についてお知らせします。いずれも土曜日の午後に開催されますので、興味のある人は申し込んでみてはどうでしょう。以下、ホームページより引用します。
❶「嗅覚マスキング」のしくみ【No.178】
2025年2月1日(土)14:30~16:00
「嗅覚マスキング」という言葉を知っていますか? 匂いが感じにくくなるこの現象はしくみが発見されていない古代から使われてきました。そもそも、どうやって私達は匂いを感じているのでしょう。匂いを感じるしくみと感じなくなるしくみは同じ細胞が担っています。匂いを感じるしくみを説明した後、実際に匂いを嗅いで嗅覚を働かせながら「嗅覚マスキング」を体験してみませんか。
講 師:竹内 裕子(大阪大学大学院生命機能研究科 准教授)
会 場:大阪大学総合学術博物館 3階セミナー室
(※当日に嗅いでいただく匂いサンプルは安全なものを使用しますが、嗅覚過敏症などで不安がある方は参加希望時にお申し出ください)
❷男は仕事、女は家事?その価値観が社会に与える影響を考えよう!【No.179】
2025年 2月 8日(土)14:30~16:00
「男は仕事、女は家事」という伝統的な価値観は、今でも社会に影響を与えているのでしょうか?この講演では、日本や世界での違いや変化をわかりやすく解説し、この価値観が私たちの日常や将来にどう影響しているのか、データと経済学のフレームワークを使って一緒に考えます。
講 師:阪本 諒(大阪大学社会経済研究所 特任研究員)
会 場:豊中市立中央公民館 集会場
❸日露戦争記念碑を読み解く−大阪の村と出征者−【No.180】
2025年 3月 1日(土)14:30~16:00
日本とロシアが戦った日露戦争(1904 ~ 1905 年)は国家をあげた総力戦となり、多くの国民が兵士として戦地に赴き、戦場で命を失った人たちもいました。大阪市の周縁部にある村々では戦争後に記念碑が建てられ、出征者や戦没者の名を刻みました。記念碑の碑文を読み解きながら、地域の人々にとって日露戦争とは何だったかを考えます。
講 師:船越 幹央(大阪大学総合学術博物館 副館長)
会 場:豊中市立中央公民館 集会場
❹虐待を経験した方への法的支援について:未来へ進むために【No.181】
2025年 3 月 15日(土)14:30~16:00
子ども虐待は、社会的に大きな課題であり続けていますが、虐待環境から離れたのちの困難については、十分に光が当たっていません。今回は“ 虐待のその後” を手掛かりに、さまざまな困難と法的支援の可能性について共有させていただきます。簡単に割り切れない問題を一緒に見ていきましょう。みなさまのご参加を心待ちにしております。
講 師:斉田 夕奈(大阪大学大学院法学研究科 博士後期課程)
会 場:豊中市立中央公民館 集会場
それぞれの受講申し込みはこちら
12月27日9時~受付開始です。