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進路の部屋
受験会場で、教室で
2025/02/25
中1から高2までは本日より学年末考査が始まりました。
と同時に、国公立大学前期試験の日でもあります。高3生の多くがそれぞれの大学で試験を受けています。地元の大学を受験する人も、遠くまで受験に行く人もいますが、無事受験会場までたどり着いたか、雪の影響はなかったか、など少し気になっています。
今日は昨年、神戸大学法学部に合格した先輩の体験記を紹介します。
共通テストが終わってからは二次試験の記述対策。今年も各教科、講習に加えて添削にも個別に対応して送り出しました。
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進学先; 神戸大学 法学部 (前期)
一貫探究コース
私は中学時代、勉強はしていましたが、成績は芳しくありませんでした。高校生になり、受験を意識するようになって、文系の教育機関が充実している神戸大学に行きたいと強く思うようになりました。
まず、志望校に合格するためには、勉強の質と量が重要です。そのために、勉強方法を見直し、特に暗記の仕方を改善しました。効果的な暗記方法を追求した結果、時間をかけずに出来るだけ多く反復し、声を出しながら暗記し、間違えた問題に印をつけて完璧になるまで繰り返すことを意識しました。これにより、暗記効果が高まり、定期考査でも結果を出せるようになりました。また、丸暗記ではすぐに忘れてしまうので、本質的な理解を基に暗記を心がけました。さらに、考査や模試の後は振り返りが非常に重要です。計画→実行→振り返り→改善のサイクルを意識してノートに分析しました。自分の弱点やうまくいったことを分析し、次に活かすことが重要です。そして、二次試験では過去問対策、特に記述対策が必要不可欠です。自己採点では正確性に欠けるため、先生に添削してもらうことが重要です。その点、雲雀の先生方は添削や各大学に応じた講習をして下さり、手厚いサポートをして頂けるので、とても有り難かったです。講習は必要に応じて受講することをお勧めします。
受験は長い戦いです。しんどい時もあると思いますが、毎日勉強を継続することが必要です。受験を乗り切るためには、規則正しい生活を送り、特に睡眠はしっかりと取り、バランスの良い食事を摂ることが必要です。また、自分なりのストレス解消法を見つけることも大事です。私の場合、部活を通じて楽しく運動することがストレス発散になりました。また、友達と放課後まで学校に残って一緒に勉強することで、モチベーションを保ち切磋琢磨することができました。
勉強しているのになかなか点数が伸びない時期もあると思いますが、勉強方法が正しければ、本番まで点数は伸びるので、最後まで諦めずに志望校合格を勝ち取ってください。
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受験は人生において通過点ではありますが、この経験は彼らの生きる力になっているのだと、一人ひとりの頑張りを見て思います。
今、試験会場にいる3年生も、教室でテストを受けている在校生も、おちついて力を発揮できますように……。