
進路の部屋
〈受験体験記〉大阪大・医・看護(前期)
2025/10/14
大阪大学 医学部 看護学科(前期)
私からのアドバイスは2つです。
1つは、授業やテストを疎かにしないということです。ときどき、受験勉強はいつから始めましたか?という質問をされることがありますが、私自身は、「受験勉強」を始めた時期はわかりません。なぜなら、時期、内容に関わらず、勉強は受験につながると思うからです。ときどき、一般入試を受けるなら内申はいらないから、テストでいい点をとる意味はないという人がいますが、それは正しくないと思います。副教科等の教養は受験の大きな武器となるし、テストは本当に良い復習の習慣となるからです。授業を集中して受け、テスト勉強を自分が納得するまでこだわってできるかどうかで、3年生になるまでに大きく差が出来ると思います。私は、英語の偏差値が2年から3年にかけて15くらい上がりました。でも、特別なことは何もしていなくて、授業を集中して受けること+テスト勉強をきちんとやることを継続し、3年生から講習・志望校の傾向の演習を始めました。それでも、十分力をつけられました。
もう1つは、精神面についてです。私は2次試験の2週間前に志望校から推薦入試の不合格をもらいました。自分の中で油断していたつもりは無かったし、先生にも推薦と一般でセットだと言われていたので切り替えようと思ったけど、一般も同じ大学を受けることになっていたので、不安がかなり大きかったです。そんな中、気持ちを前に向かせてくれたのは友だちでした。同じように一般に向けて頑張る友だちと話したり、一緒に勉強したりすることで、また持ち直すことができました。最後まで志望校を諦めず頑張りたい人は、同じ目標をもつ友達と一生懸命頑張ってください!楽な方に流されることなく、お互いにいい影響を与え合いながら進んでいけると思います。
そして、受験に向き合っているうちに、合格ばかりを追ってしまったり、点数ばかりに囚われたり、落ちたらどうしようと不安になることがあると思います。そんなときは、自分は将来何をしたいか、何のために大学へ行きたいのか考えてみて欲しいです。難関大学へ合格することは必ずしもゴールではなくて、将来なりたい自分になれるかどうかがゴールだと思います。どんな環境でも、置かれた場所で咲くことが1番大切です!悲観的になりすぎず、(学校生活も楽しみながら!)後悔しないように頑張ってください!!