進路の部屋
山口大・工・社会建築工(前期)〈受験体験記〉
2025/10/22
私は山口大学工学部社会建設工学科に一般入試で合格しました。
私からは受験期における悩みとの向き合い方についてお話ししたいと思います。今自らの進路の変更をするか悩んでいる方などにぜひ読んでいただきたいです。
私は高校三年生の4月ごろに私立大学志望から国立大学志望に変えることを決意しました。その決断に至るまで親にそのことをどう伝えようか悩んでいました。親に伝えたらなんと言われるかわからない、心配させてしまうのではないかといったことが伝えにくかった理由です。
さらに、その当時私は自分が志望するような大学には合格することが困難な成績でしたので親を説得できる自信もありませんでした。私自身も自分が本当に国立大学に合格できるのか信じることができない、といった状況でした。
そのような状況の中、担任の先生との二者面談に臨み、その悩みを担任の先生に打ち明けました。その面談の中で先生は英語、数学、理科の3教科をしっかり身に付けることで合格することができる国立大学を紹介していただき、私立大学に向けた勉強を継続しつつ、国立大学の合格も目指せる方針を指し示していただきました。この方針は私にとって衝撃的なものでした。なぜなら国立大学志望に変更したらより多くの教科を学ばなければならないので、志望していた私立大学への合格は遠ざかると考えていたからです。さらに面談の中で私の親に志望校を変更することをどうやって説明するかも一緒に考えていただきました。このように私一人では考えもしなかったことが担任の先生に相談することで自分の進路が開かれていきました。
担任の先生がたは受験のプロというだけでなく、たくさんの生徒や生徒の親御さんと向き合ってきた方たちです。私と同じように親に自分の進路をどう説明するか迷っている人や進路変更をするか迷っている方はぜひ担任の先生に相談してみてください!一人では考えもしなかった道が開かれるかもしれませんよ。
