学校ブログ

卒業生~母校は母港になる

No.56(60期)雲雀丘学園のおかげで今の私がある

2022/12/27

小学校から高校まで12年間、雲雀丘学園でお世話になりました。

卒業後は鳥取大学農学部に進学し、鳥取といえば梨ということで、梨の研究をしていました。今年の春にサントリーフラワーズに入社し、東京で社会人1年目を頑張っています。

今回は、探究プロジェクトとして「花の商品開発とサントリーフラワーズの挑戦」を開催するにあたり、卒業後約5年ぶりに雲雀丘学園に訪問させていただきました。(12/21付け「青いバラ」をご覧ください)

サントリーフラワーズは世界で初めて「青いバラ」を開発した企業です。高校生物の授業で「青いバラ」の話を聞いた際に、植物に無限の可能性を感じ、胸が高鳴ったことを覚えています。この授業がきっかけで、植物に興味を持つようになりました。そこから生物に力を入れて勉強するようになり、大学は農学部に進学しました。その後、漠然ではありますが、将来は植物に関わる仕事がしたいと考えるようになりました。就職活動中、どこの企業にエントリーしようか考えた際に、高校時代に見た「青いバラ」を思い出しました。サントリーフラワーズの企業内容を調べてみると、「青いバラ」以外にも見たことがないユニークな植物を開発していることを知り、未知なる可能性を感じ入社を志望しました。

入社してからは、「本気野菜」ブランドの商品化を担当しています。「本気野菜」とは、家庭菜園ならではの収穫の楽しさ、味わい豊かさにこだわった野菜苗シリーズです。巨大トマトや果皮が純白のゴーヤ、ナスなどスーパーには流通していない野菜を取り扱っているので、毎日がわくわくで新鮮です。

もちろん、辛いこともあります。分からないことだらけで毎日勉強の日々ですが、「やってみなはれ」の精神でまずは挑戦しています。失敗したら失敗したで解決策を考える。このように、失敗してもいいからやってみようという考え方になったのは雲雀丘学園で12年間過ごした賜物です。

雲雀丘学園で学んだチャレンジ精神により今の私があると実感しております。引き続き「やってみなはれ」の精神で困難な場面も乗り越えたいと思います。

卒業後もこのように寄稿の機会を頂き、また雲雀丘学園に関わることができ、とても光栄です。次回訪問する際には、レベルアップした姿をお見せできるよう頑張ります!

サントリーフラワーズ 奥出美知世(2018年卒、60期生、写真左側)

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