卒業生~母校は母港になる
No.57(59期)何に興味を持つか
2022/12/30
どうも、皆さん。59期の立井です。あ、双子の兄の方ですね。
卒業からもう6年ですか、あっという間ですね。たまに母校へ寄りますが、少しずつ見知りの先生方がリタイアされているというお話を聞きますと寂しさを感じます。どうやら時間というやつは残酷な奴みたいです。
私は今富士通に所属しており、そこで新規事業を創る仕事をしています。とはいえまだ1年目、成果はまだなんにもないです。ですが新人としては多くのことを経験しました。そこで感じたことを皆さん、特に在籍学生の方へ共有できればなと思っています。
私の部署はデジタルビジネス推進室というところで、所属チームはなんと5人です。全体で社員数1万人以上もいるのに5人なんですよ、しかも私以外は全員幹部社員です。
その幹部社員(上司)たちがとってもおもしろくて、最初に聞かれたことは「君は変態かね?」でした。このチームでの「変態」の意味は“興味関心への思いが常人離れしている”ということだそうで、ポジティブな言葉と定義されています。そしてその定義の裏付けとして、皆さん仰るのは、自分が何に興味を持つのかを知る必要があるということです。
これめっちゃ簡単に聞こえるじゃないですか、でも結構難しいことでして、さらに重要なことでもあるという。内容をかみ砕くと“今何がやりたいのか”、ではなく“時間をかけて何を成し遂げたいのか”、が問われています。その材料となるのが興味関心というわけです。
学生の時に将来の夢だったり、進路だったり聞かれると思います。その時は適当にその場で考えて話すこともあるでしょう。でも、そのときにパッと思いつくものには何かしらの興味があるんだと私は思います。ですからその時に一度立ち止まって、なんでそう思ったのかを考えてみると、案外身近なところに自分の興味を知るヒントがあるかもしれないわけですね。それを常に行っているのが我々みたいな「変態」たちというわけです。
私から話せることはこんなところですかね。大事なことはふとした時に蘇るので、あまり気にせず、学生の皆さんは学校生活を思い切り楽しんでください。社会人の方々は体に気を付けてくださいませ。またどこかで皆さんとお会いできる時を楽しみにしております。
それでは~
立井 裕也(2017年卒、59期生)
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