卒業生~母校は母港になる
No.87(40期)大人になったら
2024/02/16
雲雀丘学園のみなさん、こんにちは。
卒業生の岡 真奈美と申します。
中学高校時代をこの学園で過ごしました。
中学3年生の時には、阪神淡路大震災に遭いしばらく学校を離れたこともあります。
私にとって、この学園での生活は、とても充実した6年間でした。
もともと、公立中学校に進学するつもりでしたが、公立中学校までの登校距離があまりに長く、長時間歩くことになると気づき、雲雀丘学園を受験しました。
雲雀丘学園での思い出は、水泳部の部活動に夢中になったことと高校3年間板倉学級の学級委員として体育大会や文化祭を行ったことです。
卒業後は鳥取大学に進学し、教育学の修士まで修了しました。あの当時は雲雀丘学園から国立大学に進学する生徒があまり多くなかったので、珍しい進学先だったかもしれません。
現在は3人の子どもを育てながら鳥取大学附属中学校の教員として教壇に立っています。教員の仕事は刺激的でマルチタスクを求められる仕事です。毎日子供たちと接していて、彼らの感性や感覚の鋭さに感心しています。
近年では雲雀丘学園の生徒さんたちが本大学に研修に来られていたり、本大学に進学されていたりしているとききました。
私が仕事を始めて感じたのは、「学生のときよりも勉強するものが多い」ことでした。学生の時よりも多くのことを学び、実践していかなければなりません。だからこそ、雲雀丘学園での6年間では学び方を学んでほしいと思います。この世の中は不確定要素の多い世界です。その世の中で仲間とともに最適解、納得解を導き出せる、そのような人たちがこの学校で育ってくれることを望んでいます。
岡 真奈美(1998年卒、40期)
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