卒業生~母校は母港になる
No.88(63期)先生への感謝
2024/03/13
こんにちは。私は雲雀丘学園高校63期の梅原然です。
私は高校卒業後、モナシュ大学マレーシア校 経済学部に進学しました。マレーシアは東南アジアに位置し、マレー系・中華系・インド系など多数の民族で構成されています。私が所属しているモナシュ大学にも多様な国籍や宗教、言語を持つ留学生がおり、日々、沢山の刺激受けながら生活しています。
様々な国から来た留学生と共に授業を受け、放課後は図書館で課題やプレゼンテーションの準備をする。勉強にひと段落がつけば、ローカル感満載のご飯屋さんでTHE・東南アジア!!というご飯を食べる。(左からバクテー・ミックスライス・サテーです。見た目より美味しいです!)そして、食事をとって大学に戻ったらまた勉強を再開する。そんな毎日を送っています。
マレーシアでの生活を約2年間経験した後、モナシュ大学からの交換留学生としてイギリスにあるウォーリック大学へと留学しました。
ウォーリック大学への留学は短期間ではありましたが、サッカークラブへの参加・異文化交流会・10カ国以上から来たユニットメイトとの共同生活など、マレーシアとも大きく異なるヨーロッパの文化を経験できたことは非常に濃く素敵な時間でした。
(イギリスでは何を頼んでもチップスがついてきて、毎日胸焼けで苦しんだことも今となっては良い思い出です。)
私は日本で産まれ日本で育ち、二、三年前まではHello, How are you ?しか英語が話せませんでした。そんな私が海外大学進学という決断をできたのは紛れもなく雲雀丘学園高校での三年間があったからです。
高等入学当初、大嫌いだった英語に対する意識を180度変えてくれたのは英語科の先生でした。英語の授業では基礎となる文法や単語をしっかりと丁寧に指導してくださいました。定期テストで良い点数が取れた際には、褒めてくれたこと。私は当時、思春期全開の高校生ながらに素直に嬉しく、もっと頑張ろうと思えた瞬間は今でも鮮明に覚えています。英語の成績もみるみる伸び、卒業する頃には胸を張って“得意科目、大好きな科目は英語です!”と言えるようになっていました。
モナシュ大学に進学することを決意してからは、IELTS (大学入学必要要件)を取得する必要がありました。ALTの先生はスピーキングやリスニングなどIELTSに特化したサポートをしてくださいました。Hello, How are youしか話せなかった私ですが、少しずつ英語を話している実感を持てるようになりました。
また、学業以外でも、進路指導や奨学金の申請のために献身的に協力してくださった先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。雲雀丘学園高校に入学して良かったと思えることを数え始めたらきりがありません。
本当に多くの人のサポートがあったからこそ私はマレーシア・イギリスに留学できたのだと感じております。自分を支えてくれる人々への感謝を忘れずに大学生活ラスト一年を全力で突っ走ろうと思います。
モナシュ大学マレーシア校 ビジネス学部 三年 梅原然 (2021年卒業・63期)
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