卒業生~母校は母港になる
No.90(63期)「やってみなはれ」を胸に
2024/04/03
はじめまして。63期の篠原美里と申します。
雲雀丘学園には高校3年間お世話になり、現在は奈良女子大学に通い、春から4回生です。この文を書きながら、自分がもう雲雀と同じ年数を大学で過ごしたことに気づき、時の速さに震えます…。
大学に入ってからも雲雀と先生方が懐かしくなり、度々訪問させていただいているのですが、行くたびに雲雀が掲げる「やってみなはれ」という文言を思い出します。現在の在学生の方々もこの言葉を聞く機会は多いのでしょうか。
不思議と高校の頃よりも、大学に入った今の方がこの言葉に突き動かされるように感じています。大学に入ると自分がフリーに動ける時間が増えました。1回生のときは、長期休暇は家でYouTubeを見て時間を過ごす日々が続いていましたが、冬休みになってふと、「大学生のうちにしかできないことをしたい…!」という気持ちが盛り上がり、雲雀時代の友人との思い出話から想起された「やってみなはれ」の言葉にも後押しされ、大学2回生の夏にイギリスに2か月の短期留学をしました(ちなみにイギリスを選んだ理由は、中学生の頃ハリー・ポッターにどハマりしたからです)。その中で、人とのご縁は偶然できるものではなく、自分が何か動いたときにできていくものなのだと思うようになり、この言葉の意味の深さに気づきました。
大学では高校のとき以上に、周りの人たちの進む道がバラバラで、自分が何をしたいのかを考えることが多くなりました。これもやってみたい、あれも面白そう。もう全部やってみなはれ。そんなこんなで時間と体力の許容範囲でやれることは全部やってやろうと思っている今日この頃です。
現在は心理学を専攻し、どのように学習を捉えている学生がどんなやり方で勉強しているのか、そして学力につながるのか、ということに興味を持って研究を進めています。
今後も「やってみなはれ」精神を胸に突き進んでいこうと思っています。
奈良女子大学文学部人間科学科心理学コース4年 篠原美里(2022年卒業・63期)
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