卒業生~母校は母港になる
No.101(63期)挑戦心
2024/09/14
こんにちは。63期生の西祐ノ丞(にしゆうのすけ)と申します。
私は雲雀丘学園で、幼稚園から高校まで15年間お世話になり、今年の6月には3週間、中高において教育実習をさせていただきました。現在、大阪経済大学経済学部地域政策学科の4年生で、ゼミナールでは「地域コミュニティ」について研究しています。
初めて「母校は母港になる」コーナーでの執筆をさせていただきます。今回は、私の学園生活の中で印象に残っていることを2つ紹介いたします。
1つ目は、高校2年生時に参加した「オーストラリア語学研修」です。当時、5教科の中で一番苦手な科目は英語でした。苦手意識を払拭するために参加の決意をし、2週間現地の高校で勉学に励み、ホームステイも経験しました。初の海外渡航ということもあり、とても不安でしたが、今思い返せば貴重な2週間だったと思います。今でも繋がっている現地の友人もおり、日本に遊びにきてくれた際には観光案内をしています。相変わらず文法は苦手ですが、喋ることへの苦手意識はほとんどなくなりました。文法は無茶苦茶でも、伝えようとする姿勢が重要だと、語学研修を通じて学びました。
2つ目は、高校1年生から2年間行った「生徒会活動」です。2年生時には、後期生徒会長選挙で当時着用が認められていなかった「黒タイツ」の着用を可能にするという公約を掲げ、生徒会長に当選しました。結果的に、冬季期間における黒タイツの着用を認めてくださり、初年度はお試し期間とし、次年度から正式に着用が可能になりました。当時、校則の改定にご尽力いただいた皆様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。
私は常に「挑戦心」を持って学園生活を過ごしていました。今しかできないことに可能な限り挑戦し、経験を積んできました。これらの経験は、学園生活だけでなく、大学生活や就職活動においても活かすことができました。この文章を見ている在校生の皆さんには、ぜひ様々なことに挑戦していただきたいと思っています。時間は有限です。失敗を恐れず、果敢に挑戦し、経験を積んでください。必ず役に立ちます。
今回は2つの思い出を紹介させていただきましたが、15年間の学園生活を振り返ると様々な思い出があり、一つ一つ書いていくと論文のようになると思います。今回はこれくらいにさせていただき、またいつか続きを書かせていただきます。これからも暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。
大阪経済大学 経済学部 地域政策学科4年 西 祐ノ丞(2021年卒業 63期生)
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