卒業生~母校は母港になる
No.100(63期)理想に近づくために
2024/08/27
こんにちは。63期の髙野知香です。
雲雀丘学園には中高6年間お世話になり、大学のゼミでは言語学を専攻し、卒業論文では外国人接客について調査をし、分析を行なっています。また、教員を目指し日々勉強をしています。もうすぐ学生生活が終わってしまうことにとても驚いています。
中学1年生の時に出会った憧れの先生の影響で英語をもっと大学で学びたいと思い、神戸女学院大学の英文学科に進学しました。大学受験では第一志望校に合格できず、後悔が残りながら入学しました。ですが、オールイングリッシュで言語学、文学、国際関係論など様々な事を学ぶことができ、今では「この大学でよかった」と心から思うことができています。大学生活がコロナ禍でスタートしたので、できることは何でもしようと思い、教職課程の履修とイギリスへの短期留学を経験しました。教職課程と英文学科の授業の両立はとても大変でしたが、教員という進路を見つけることができました。また、この4年間で英語を使って、英語をたくさん学ぶことができ、また他学科の授業も履修していたので様々な分野について学べました。
5月末から6月中旬までの3週間、雲雀丘学園では教育実習で大変お世話になりました。卒業してから訪問する度「やっぱり雲雀って落ち着くね。」と友人と話しています。教育実習生としてこの温かい環境の雲雀丘学園に帰ってくることができ、とても嬉しく感じました。実習が終わって欲しくないと思う程毎日が充実しており、あっという間の3週間でした。実習では高校1年生を担当しましたが、皆さん優しくて、いっぱい話しかけてくれて最終日にお別れしたくなかった程、生徒の皆さんにも沢山助けてもらいました。今でもお手紙を読んで実習の出来事を思い返します。
指導してくださった先生、英語科の先生方はもちろん、他科目の先生方にも大変お世話になりました。私の拙い英語の授業のご指導、先生方の授業見学を通じて、沢山学ばせて頂きました。憧れの先生に近づくにはまだまだ遠い道のりですが、少しでも成長した姿で先生方にまたお会いする為にこれからも勉強に励もうと思います。
卒業した後も、所属していた吹奏楽部の定期演奏会にOGとして参加させて頂いており、定期的に訪れたくなる場所です。雲雀丘学園は今の私の原点であり、沢山の温かい先生方、友人たちとの出会いの場所、また戻りたいと思える存在です。
神戸女学院大学 文学部 英文学科4年 髙野 知香(2021年卒業 63期生)
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