学校ブログ

卒業生~母校は母港になる

No.103(60期)将来の夢

2024/10/15

​​⁠皆様初めまして、60期生の前田幸樹です。

先日、約6年ぶりに雲雀丘学園に伺った際、在学中お世話になったある先生にお誘い頂き寄稿する事になりました。

他の方々のような文章力がなく、上手く書けているか不安で一杯ですが、温かい目で読んで頂けると幸いです。

さて、現在私は航空整備士として働いています。

飛行機関係の仕事といえばパイロットやCAさんが代表的で航空整備士?何それ…という方も多いのではないでしょうか。

空港でお客さんが乗り降りしている間や夜間など飛行機が飛んでいない間に、予め計画された整備や突発的な不具合などを直して飛行機を安全に飛行出来る状態にする、そんなお仕事です。

学生時代の私も全然知りませんでした。

そんな航空整備士という職業を知ったのは、中学3年の時の職業人インタビューがきっかけです。

もともと、技術の授業や物作りが好きだった私は、数ある見学先の中から工学系の職業を見学希望先に選び、その中の1つが航空整備士でした。

まだまだ中学生で、将来について真剣に考えている訳でも、飛行機自体に興味があった訳でもなかった私は事前に仕事内容などを調べる事もなく、勉強しなくてもいい!やったぜくらいの気持ちで見学に行っていた記憶があります。

しかし、実際見学に行ってみると、普段は見ることが出来ない飛行機の部品やコックピットなどを見せて頂き、学校に帰る頃には航空整備士という仕事に興味を持つようになっていました。その後、職業見学後のレポート作成や先生との面談などを通して調べていく中で、将来航空整備士になるのもいいかもと考えた次第です。

なんとなく好きな分野というだけで、あまり深く考えずに選んだ職業見学が、まさか自分の将来の職業になるとは夢にも思いませんでした。

もし、この記事を読まれている方の中で将来の夢が見つからないという方がいたら、授業中や日常生活の中で、少しでもこれが好き、興味あると感じたものを調べてみるといいかもしれません。意外とそれが将来の夢に…なんていうこともあったりします。

最後に航空整備士になった感想ですが…

資格取得に向けた勉強は必要、作業に必要な書類は全て英語で書かれている、夜勤有りのシフト制などなど大変な側面もあるものの、普段は触れない部品の整備や飛行機の操作などはとても楽しく、なにより安全に飛ばす一助になれていることはとてもやり甲斐を感じています。

さて、いかがだったでしょうか。

上手く書けているか不安ですが、せっかくこのような記事を書く機会を頂いたので、自分の経験が少しでも役に立ったらいいなという想いをこめて書きました。

楽しく読んで頂けたら幸いです。

雲雀丘学園で過ごした大切な思い出の数々は、今でも私の指針になっています。また時間が出来た時は帰港してみようと思います。

ここまで読んで頂き有難うございました。

前田幸樹(2018年卒業 60期生)

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