学校ブログ

卒業生~母校は母港になる

No.104(60期)諦めない気持ち

2024/10/30

私は60期生として高校3年間雲雀丘学園で生活を送り、関西学院大学理工学部、及び同大学院に進学・卒業後、本年より総合食品メーカーであるサントリーに入社して商品開発に携わっています。

私は大学生時代、電気自動車に搭載するバッテリーについて研究しており、現在はコーヒーの商品開発を行うという、バックグラウンドが全く異なる仕事をしていますが、私の大好きなジュースをお客様に届けるために、日々学びながら楽しく働いています。

今でこそ、飲料メーカーで働きたいという夢を叶えられてはいますが、私は大学4年生時にサントリーから採用を見送られてしまった苦い経験があります。しかし、諦めず懲りずに大学院時に再度エントリーをし、その姿勢を評価され内定を頂くことができました。

私のこの諦めない姿勢の基礎が築かれたのが、雲雀丘学園での学生生活です。私は当時バレーボール部に所属しており、勝てない試合が多かったもののチームメンバーと諦めずに練習に取り組んだ経験は、私の中で非常に価値のある思い出で、現在も専門分野と仕事内容との違いから苦しいと思うこともありますが、それらを乗り越える糧となっています。

皆さんは現在、将来を考えていくフェーズにあるかと思います。もちろん、専門分野に何を選ぶかというのは将来の活躍する方向性を決める部分ではありますが、何より諦めない気持ちが大切であると思っています。そして、この気持ちは今の学生生活で日々育まれるものなので、ぜひ今しかない時間を精一杯楽しんで過ごしてください。

川端 真希花(2018年卒業、60期)

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