学校ブログ

グローバル教育

CLIL授業第6・7・8弾 高校の2学年3科目で実施しました

2019/12/23

CLIL

2学期期末考査後、高1と高2の2学年でCLIL授業を行いました。

第6弾 高1男子 体育「バスケットボール」

 バスケットボールの動作や技術を英語での実演を通して習得していきました。「英語で体育をすることで、体も頭も使って学習できた」「CLILの授業を通して英語をより日常的に使うための感覚を身につけられたのでとても良かった」という感想がありました。


第7弾 高1 生物「感染症」

 感染症をテーマに、感染ルート、、感染症対策、感染リスクについて考察しました。実際の英文の記事を読んだり、グループごとに割り当てられた国について、ipadを使って調べたりし、最後はひとりひとりが国の代表として他国の代表の人にその内容を発表しました。「今までオリンピックがあるから感染症が入ってくるという考えをしていたけれど、お互いに危険がある上で、大体がワクチンを打てば治る症状が多かった。英語で難しい単語を扱うのは難しかった。」「日本の一大イベントの東京オリンピックに関連したことを学べて楽しかった。」など内容に関心を持って取り組み、新たな発見ができた感想が多かったです。

第8弾 高2 数学「400Mリレー」

 オリンピック競技の男子400Mリレーに焦点を当て、スピードの変化を微分・積分法を用いて分析し、戦略を考察しました。リオ五輪も含め、五輪のドキュメンタリー映像やオリンピック憲章から五輪の意義にも目を向け、最後は自分たちの100M走の記録を元に戦略を立てて発表しました。「計算するのが大変だったけど、リレーの実況を英語でするのが楽しかった。」「普段使わないような英語をたくさん使えて新鮮だった。身近なところに数学が使われていることを知り、今学んでいるものがこのように役に立つことがわかり授業への意欲が向上した。また、過去の人々のオリンピックに向けての努力を見て、平和を維持する大切さをあらためて感じた。」など、内容は難しかったようですが、自分たちのデータでのプレゼンが楽しかったという感想が多かったです。

 CLIL授業を通して、これまでとは異なる視点を持って、社会や自分の周りのことを考える機会を得ることがCLIL授業のねらいの1つですが、生徒たちの感想からその手応えが感じられ、うれしいことです。

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