学校ブログ

校長通信

親孝行の日講話 第60号

2018/09/20

学校経営

19日中学道徳の時間に中学生全員に「親孝行の日」にちなみ雲雀丘学園の歴史を中心にお話しを行いました。私自身が定期的な授業を行っていませんので、アクティブラーニングを意識して授業のつもりで発言を求めながら行いました。

学校設立にあたり保護者の願いと寄付、附属池田の先生方の熱意によって開校されました。今でこそ恵まれた環境・設備であるがその当時は貧乏で板敷きに座っての授業が行われました。「何もない貧乏学校」「持ち寄り学校」とまで言われ、運動場用地は藪、松林、池であったため、先生と生徒で地ならし・開鑿し、男子生徒はシャベル、女子生徒は鎌を手に作業をしたそうです。高校第1期生の卒業生は64名。今や卒業生は1万866名といろいろな分野で活躍されています。

「雲雀丘学園は他の私立学校のように校主によって造られた学校ではない。父兄が創業者であり、先生が協力し、生徒が一体となって造り上げた学校である」との初代校長板倉操平先生の言葉を紹介しました。私は存知あげませんが、板倉先生は素晴らしい教育者で自叙伝が校長室にあります。お貸しします。

全員で創立の精神を音読し、気に入ったところをペアで伝え合いシェアリングをしました。自分のフォーサイト手帳にメモするように指示しました。

最後に「一秒の言葉」のワークを行いました。みんなの前で手を上げて発表するのは勇気のいることですが、しっかりと話すことができる生徒がおり感心しました。言葉は「花束」にも「ナイフ」にもなります。あいさつと一秒の言葉をしっかりつかいたいものです。私の好きな言葉「敬天愛人」を紹介して締めくくりました。




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