校長通信
部活動 第7号
2019/04/18
新学期になり、各クラブともに春の大会に向けて頑張っています。一方、入学式での勧誘にはじまり、クラブ紹介、ポスター掲示、歓迎の公演など、新入生への入部働きかけが行われています。大会と勧誘の2つの大切な取り組みの中で進級した生徒たちが先輩として成長する場面の1つでもあります。
1.クラブ活動に是非参加してください!
昨年度の入部率が、中学で約93%、高校で約75%です。
自分の目で見て体験して、自分の学生生活にあった部活動を選んでください。クラスは自分で決めることができませんが、クラブは自分で選ぶことができます。自分の選んだクラブでしっかりと活動をしてください。そのクラブと出会い、顧問の先生や仲間と出会い、人生が変わった先輩もたくさんいます。
2.クラブの質を高めよう!
学習との両立が大事。生徒アンケートでは自信を持って「学習と部活動が両立できている」と答えた人の割合が私の予想よりもまだまだ少ないです。時間をかけるだけでなく質も大事。クラブ活動は自主的な活動です。顧問の先生が作るのではありません。生徒、先輩・後輩、先生と相談しながら、作り上げていきましょう。
3.クラブで感動しよう!
学校や人生では感動することが、人間を成長させると思います。クラブ活動で選手としても顧問としても感動する場面をたくさん見てきました。そのたびに、私自身も成長させていただいたと思っています。大きな大会で優勝、入賞できなくても、小さな大会でも、練習試合でも、大差の負け試合でも、日々の活動でも感動はできます。自分を主人公にドラマを作ってください。
学校生活を充実させ人間力を高めるものに部活動の役割は大きいと思います。学習の両立ができることをクラブ活動参加の条件にしています。部活動規定を見直しました。平日や土日祝日の休養日を採用し、活動予定を早く知らせることにしています。
大会での活躍もたくさんあり、限られた時間の中で充実した活動によって成果を上げているのはすばらしいことだと思います。県大会3位以上の成績を上げた個人団体には理事長から表彰をしていただいており、毎年多くの生徒が表彰されます。
一方、表彰されるまでは行かなくてもみんなで力を合わせて目標に向かっていくその過程がとても大事だと思います。結果も大切にしますが過程も大切にし、勝利至上主義でなく生徒達の努力を進んで賞賛したいと思います。本校ブログ「部活動」もご覧ください。
今年度も大会・公演などの応援にも行かせていただき、紹介したいと思います