校長通信
考査中の研修会 第20号
2019/05/30
学校経営
【写真左】中1タブレットを使った2分割英語授業
5月27日(月)より教育実習生を受けいれることになりました。将来教員への志を持つ卒業生が教壇に立ちます。実習生にとっては、大学で学んだことを実際の学校現場で実践する場であり、実習単位が付与されます。学校としては、どの教員も教育実習を経験し教員になっていますから、教師のスタートとしての気持ちに立ち返ることや授業や学級経営の点検にもなります。
実習生には初日に校長講話として、2つの側面からお伝えしました。1つは、学習指導面の「役に立つ授業」「面白い授業」「正しい授業」の3つの要素があり、「巧さ」よりも「正しさ」を重視してほしいとお話ししました。もう1つは生徒指導面の「やる気を引き出す」「やる気を損ねる」観点から教師からのそれぞれの身体的、心理的なストローク、ディスカウントについて考えてもらいました。
本校教員には日頃に加えての業務になりますが、われわれも通ってきた道であり、生徒にとっても年齢の近い実習生から学ぶことも多いと思います。生徒・卒業生から教員としての眼で雲雀丘を見ていただき、この期間にしっかりと成長してもらいたいです。
先生方は考査の採点と並行して、午後の時間帯に研修会を行っています。28日は日本語と英語の百科事典、画像動画などのブリタニカオンラインサービスの導入とクラッシーなどICT活用についての研修会を行いました。新しいコンテンツやソフトの活用はCLIL授業や探究型授業やポートフォリオ評価においても不可欠なものです。多くの先生方が関心を持って参加されました。また29日は、資質向上室企画の新任研修会(教務、事務部門)を行い、本校着任から2ヶ月の様子をうかがいました。
生徒の皆さんも最後まで頑張ってください!