校長通信
63期修学旅行 第23号
2019/06/12
行事
梅雨と言えば「アジサイ」というほど人気です。色が変わるところから、かつては七変化とも呼ばれ、蔑まれがちな花だったそうです。紙が高級品だった時代、平たくて大きく、サイズも揃ったアジサイの葉はトイレの落とし紙の代用として使われていたそうです。
63期生高校2年生が修学旅行に出発しました。行き先は、梅雨のない北海道、乾期のシンガポール(降雨はありますが)です。一昨年までは全員で北海道での自然体験、農業体験、農家宿泊を中心とするプログラムを実施しておりました。昨年より北海道とシンガポールの同一日程での選択制修学旅行を行うことにいたしました。 北海道、シンガポールともに「交流」「Diversity多様性」「環境」を意識したプログラムを行います。
北海道では、トマムの大自然を舞台とした環境プログラムやアクティビティ、ファームスティによる農場実習を通じて生産の喜び苦労、食や自然環境を守ることの大切さ、農家の人々との心のふれあいを経験します。
シンガポールでは、世界を舞台に活躍する企業訪問、「水」から考える環境学習、マレーシアの村訪問、大学生とのフィールドワークなどを通じて、異国の歴史と文化・民族、経済発展とそこに生きる人々の息吹を経験します。
どちらのコースの生徒も、感受性豊かなこの時期に、この旅行での様々な経験が大きな財産になるものだと思います。62期生の生徒も大きく成長しました。多くのものを吸収してきてください。学年ブログを楽しみに見ております!