学校ブログ

校長通信

後期生徒会 ゼミ・授業 第66号

2019/09/30

カリキュラム

後期生徒会会長選挙の演説が行われました。みんなの意見から学校を変えていきたいと具体的な内容も上げられていました。現在の役員が立候補していますので、生徒会の動きもよく知っている2人です。提案や意見をしっかり聞いて見たいと思いました。学校は生徒会役員、学年・クラスはクラス役員が中心になります。自治をめざして、後期の役員・委員の方には是非頑張ってほしいと思います。


探究ゼミ「ヒトモノから世界をみる」を行いました。SEKAMIRUゼミと名付けました。前回20名近く集まっていただきましたが、全員が参加できる日時は難しいと判明しました。そこで2週間の期間、校長室での自由参加のワークショップを行いました。教材は「JICAのフォトランゲージ」です。いくつかの発展途上国の36枚の写真から気になるものを選んで、写真から読み取れることや様子を出し合います。異年齢・たくさんの人で行うのが効果的な開発教育のワークショップです。自主的に参加しているゼミ生だけあって、背景知識も豊富で、自由な発想でさまざまな意見がでていました。私からの問いかけに思考が深まっていました。授業中にはなかなか見られないことです。授業や海外研修で鍛えられている高校生もおみごとでしたが、今回中学2年生女子4名には感心させられました。
このあと、校外ワークショップやゲストワークショップの企画を検討中ですが、校長室で皆さんからいろいろな話聞くことが、私自身が勉強になっています。

高校2年生に1年ぶりに授業を行いました。地理B単元「気候の植生・土壌」です。大気の大循環について互いに説明し合うアクティブラーニングの手法を行いました。どのクラスにおいてもすべての生徒がしっかりと説明していました。日頃の学習成果だと思います。「では、クラスの前で説明を」と求めると出てきません。「先生の研修でも同じです。ここが日本のこれからです」と話しました。
「地理学と哲学は学問の母である」「自然・人文地理学、地誌学」と学問のことと「事象と理由を結びつけて」「丸覚えでなく理屈から」と勉強・受験に向けての話をしました。私にとっては毎時間ごとに悩み、改めて授業の奥深さを感じていました。生徒の皆さんには地理の面白さを感じていただければと思います。これから世界に目を向け、受験モードで頑張ってください!

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