校長通信
中間考査 & Play Me, I'm Yours. 第71号
2019/10/15
台風第19号によって、亡くなられた方々に、心から哀悼の意を表しますとともに、ご遺族と被災された方々にお見舞いを申し上げます。
ラグビーWC日本対スコットランドの試合前に犠牲者への黙とうをささげて始まりました。試合も感動的でしたが、HC、選手コメントにグッときました。ジョセフHCは、出発前のホテルで「感動と勇気を与えられるプレーを」と語ったらしいです。試合後の記者会見で、リーチ主将は「こういう時こそお役に立ちたい、と思っていた」と話しました。「自分たちにできる最大のメッセージは勝つことだった」と松島選手。チーム最年長38歳トンプソン選手は「歴史を作ったのはうれしいけど、ラグビーは台風に比べればささいなこと」。勝利が被災地の力になると信じ、チームは前進を続けていると感じます。敗退したスコットランドのタウンゼントHCの第一声で被災した人々への思いやりも忘れず、日本チームをたたえるコメントを残しました。
10月15日より2学期中間考査が始まりました。早朝より登校している生徒、登校風景も本を片手にです。ちょうど、学年の折り返し地点、日々の学習の確認をしてほしいと思います。
60ホール前に「学び舎StreetPiano」を置きました。保護者の方から正確にはおばあちゃんからご寄付いただきました。生徒のお母さんが子どもの頃、弾かれていたものだそうです。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
神戸ハーバーランドに置かれているピアノをみて、昼休みや放課後に生徒たちが自由に弾くことができればと提案しました。中国蘭州市の小学校でも校内の廊下や空きスペースに3台の自由に弾くことができるピアノがありました。
始まりは、2008年のイギリスでのストリートピアノプロジェクト「Play Me, I'm yours」(私を弾いて、私はあなたのもの)だそうで、日本では2011年に地域再生の一手法として、鹿児島市の中央一番商店街に常設されたのが始まりのようです。現在は全国に30~40か所に常設のストリートピアノがあるらしいです。
学び舎に美しいピアノの音色が広がることを楽しみにしております。