校長通信
高3の教室から 第94号
2019/12/23
進路
【右】高校3年の教室掲示です。「センター最終対策 あと30日の戦略」「得点が伸びる実践解答術」「試験前日・当日にやるなら」が科目別に掲示されていました。そこに、ピンクのマーカーがなされています。担任の先生からのエールが詰まっていました。これが正しいかとか、効果があるかとか、すべての生徒に合うかが問題ではありません。生徒の下校後に一人教室で応援する気持ちを込めながら貼られたのでしょう。その情景がうかびました。
【左】違う高3のクラスです。朝の黒板に先生からのメッセージです。以下、私の独断の解釈です。
1行目:センター対策が第4クールまで来ました。(来年最終第5クールです)「よく頑張っているぞ!」と誉めたい気持ち。
2行目:一方、テスト→採点→講習→復習の繰り返しの中でいい加減になってはいないかの戒め(特に自己採点)の気持ち。自己採点精度は100%が難しく出願校選定(すなわち合否に)に大きな影響を及ぼします。過去にもデータ的に合格と思ってた生徒が不合格の時はこの要因が大きいです。
3行目:微妙な頑張りをしかけたい気持ち。自己採点が思うようでないと落ち込んだり、焦ったりする気持ちが出ます。実施前の注意にあったように、目的は点数を予測するためではなく、できていないところを探すためです。「5教科で」も「30点」もマジックナンバーです。
25日26日は同一時間のプレテスト、その後冬期講習、年明け第5クールです。センター試験、中学入試まで30日を切り、進路指導部、高校3年、入試広報部の先生方も臨戦態勢です。すべての受験の小学生その保護者、すべての高3生・浪人生、すべての先生方、体調に気をつけて頑張って行きましょう!