校長通信
入試改革2本柱 第93号
2019/12/19
文科省の発表を受けて独立行政法人大学入試センターより、変更について連絡がありましたので抜粋してお知らせします。中学生の保護者には先日の学習説明会でお伝えしたとおりです。高校1・2年につきましては、3学期懇談会などでご説明いたします。ご質問・ご不安などがございましたら、個人懇談でお尋ねください。
ここからが現高校2年生(令和3年度入試)です。
大学入試英語成績提供システムの導入延期に伴う「令和3年度出題方法等及び問題作成方針」に関しては、
○発音、アクセント、語句整序等を単独で問う問題を出題しないことについては、英語教育の観点から大学入学共通テストの導入を機に改善を図るものであること
○今回、英語のリーディングとリスニングの配点を均等にした趣旨は、高等学校学習指導要領が英語4技能のバランス良い育成を目指していることを踏まえたものであること
から、変更しないことといたします。
ここからが現高校1年生(令和4年度入試)です。
「令和4年度出題方法等及び問題作成方針」に関しては、令和2年6月頃に改めてお知らせする予定です。
記述式問題導入見送りについて、以下、大学入試センター理事長からです。
○大学入試センターとしては、今回の文部科学省の判断を踏まえ、令和3年1月に実施する大学入学共通テストにおける国語及び数学の問題構成や試験時間、配点などをどのように取り扱うかについて、早急に専門家による検討を行い、できる限り速やかに方針をお示しいたします。
○また、採点事業者との間では、令和2年度以降の採点業務の委託は行わないとする方向で、事業者との間で締結した業務請負契約を見直すための協議を早急に開始します。
○受験生をはじめ関係の皆様方にご心配をおかけしていることについては、大変申し訳なく思います。大学入試センターとしては、大学入学共通テストの各教科・科目の問題を通じて、受験生の知識や思考力・判断力・表現力等をバランス良く評価するとともに、高等学校教育の授業改善にも良い影響を与えることができるようなメッセージ性のある良問を作成し、引き続き、高大接続改革の推進に向けて取り組んで参ります。
本校では、12月17日に予定通り、中学3学年ともにGTEC3技能試験を行いました。18日より順次学年ごとにGTEC Speaking試験を行います。この入試改革によって3年間をかけて2020年度行事を検討し、現高2の高校3年での予定変更をお伝えましたが、元に戻し現行通りを基本とします。入試にとらわれず「英語4技能」「思考力・判断力・表現力」も伸ばす授業・評価、探究活動、行事、取り組みを一層研究・推進いたします。
【左】高校校舎の廊下の掲示です。生徒が貼ってくれたのでしょう。ありがとう。勇気をもらえました!
【右】Native speakerの先生による授業EIPの発展型講習がAll Englishで行われていました。Christmas versionでした。