4月28日、３回目のWEB全校朝礼に出ました。生活リズムを崩さないために、各先生が交代で8:30から配信しています。
今回は「医療現場、医療従事者」についてお話ししました。と言っても、医療現場の状況を詳しく知っているわけではありません。新聞、ニュースやまわりの方から聞いた範囲です。いろいろなご意見があることも承知しています。参考にしてください。少し内容を紹介します。
京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥先生のホームページからです。山中教授は、感染症が専門でありませんが、正しい情報が大切だと、ホームページを開設され発信をされています。その中で、「5つの提言」を更新されました。その提言の１の2番目の「社会を支える方々への敬意と感謝」を取り上げました。
エッセンシャルワーカー（Essential Worker）という言葉をこの度初めて知りました。世界は誰かの仕事でつながり、支えられています。その中でも、今問題になっているのは、「医療体制を整備し、医療従事者への偏見をなくし、医療崩壊を防ごう」です。最前線で活動されている医療従事者に最大限の敬意をはらい、応援する活動が行われています。
スライドに写真や動画は載せられませんが、本学園の取り組みを合わせて３つ紹介しました。

これまでにない事態になりました。教育界でも初めてのことです。この先どうなるのだろうと不安に思ったり、外出できずにストレスを感じている人もいるでしょう。入学したての１年生から受験をひかえる高校３年生、大会を目指して部活動を頑張りたいと思っている生徒、ＩＣＴ環境が不十分な生徒、家庭の状況もそれぞれが違い、それぞれに不安があるでしょう。
しかし、こんな時こそ、生徒と学校・先生が信頼し合って、学校からの働きかけをしっかりと受け止めて、頑張ってください。私たちも経験したことのない状況の中で、生徒の皆さんからの様子を励みに、皆さんを思い浮かべ、互いに励まし合い、何ができるのかを考え、実のある形にしようと取り組んでいます。休校延長を想定し、動画配信を拡充し、全学年でオンライン、動画配信、配付教材による学習・授業、面談へ、新たな段階に進みます。
困っていることのある生徒の中には、先生との関係がまだまだできていないという生徒もあるでしょう。でも遠慮しないで雲雀丘の先生を信じて相談してください。大丈夫です。先生だれでも結構です。
それぞれの生徒がそれぞれの状況でよく頑張っています。もう少し続けよう。成長したみなさんの笑顔に会える日を楽しみにしています。