学校ブログ

校長通信

樟・楠(クスノキ) オンライン授業 第16号

2020/05/14

カリキュラム

事務室前のクスノキです。兵庫県の木でもあります。

学校発文書、校長通信第13号でお知らせしましたように、緊急事態宣言が延長され、兵庫県からの休校要請に基づき5月31日までの休校としております。
4月入学式後の登校日を準備しましたが、緊急事態宣言が発令され全学年実施できず、生徒支援の第1段階「C×D×P作戦」を自宅学習期間に進めました。(校長通信第6号)その間、行事の変更・見通しをお伝えしました。休校延長が予想されましたので、各家庭のICT環境の差を調査し、DIGITALでの支援の可能性を探りました。教員研修を進め、アプリ・機材・ソフト、コンテンツの準備・確認・整備を行い、第2段階の「オンライン配信拡充」を開始しました。これまでの第1段階のCとPを踏まえてD拡充で進めていきます。(classiが不調のためブログを代替とし併用しています。各学年ブログをご覧ください)次回教材発送Pは、5月20日頃を予定しています。
早い段階からオンライン授業という言葉が賑わい、伝家の宝刀のように語られます。しかし、授業をオンラインに載せれば良いのではなく、動画配信授業を見て終わりではなく、生徒の行動が変わり、コミュニケーションが進むこと全体でワンセットの「オンライン授業」だと思います。そこには、生徒自身が自立型人間を目指そうとすること、先生が生徒の状況を考え、信頼関係を築こうとすることが重要で、先生方にもお願いしました。
私自身が偉そうに書いていますが、生徒も先生も未体験の状況で先生にとっても大変な苦労です。「できる学校・先生」はそこを意識しており、その成果はこの後に表れると思います。この度、以下のように生徒、保護者の皆様にClassiでお知らせいたしました。
すでに全学年に時間割を伝えていますが,教室での授業に出席しているような気持ちで毎日,毎時間,取り組んでください。受け身になって「見ているだけ・聞いているだけ」にならないよう,各教科担当の先生からの指示に従って,予習や復習も含めてしっかりと学習をしましょう。それが,学校再開後の授業にも,大きな助けとなるでしょう。

局面の変化を捉え学校再開に向けての検討を加えています。登校日の設定は緊急事態宣言と県府の要請指示、年間行事と宿泊行事の再度見直しは、大学入試や教育課程や大学入試の文部科学省からの指示を考慮し検討します。
上記スライド内の3つのチームで、次の第3段階「学校再開」に向けての検討を続けています。特に大学入試対策チームは個々の志望にそった指導を学年と進路部で適確に行います。不安な点がありましたらお知らせください。
先日も感染症の専門家の先生から生徒や保護者に向けての特別講義を収録させていただき、学校生活のアドバスをいただきました。正しい情報を得て、中1~高3、兵庫・大阪から通う幅広い生徒への対応を想定していきます。

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