校長通信
入試②中学高校入試 第27号
2020/06/15
体育館前の「プチトロピカルエリア」のフェニックス(カナリーヤシ)です。この実は食べられないそうです。
もう一つの入試、それは中学高校入試・入口です。
文部科学省は、6月5日の「学びの保障」総合対策パッケージの中で「小6、中3、高3は優先的な分散登校なども活用し、学習を取り戻す」「この学年以外は、指導事項を次年度以降に移す特例対応を可能」としました。ということは、これらの学年は、年度内に完了するということです。
また、高校入試では「出題範囲や内容・方法について、地域における学習状況を踏まえ、必要に応じた適切ない工夫を講じるなど」都道府県教育委員会に高校入試における配慮を依頼しました。
これを受けたものだと思われますが、12日の報道では、奈良県や東京都など4都県教委が出題範囲縮小の方向で検討を進めていることが毎日新聞の調べで明らかになりました。一方「通常通り」は15道県教委。大半の教委は今後の学習進度や他県の動向を考慮しながら判断するが、決定が8月ごろまでずれ込むところもあるとしています。これも遅い話しです。本校は中高一貫校なので、中3生は6年一貫の独自カリキュラムで進めております。兵庫、大阪についても何か動きがあると思われます。受験を予定している中3生には大きな不安やとまどいがあると思います。
受験生の皆さんへ
1.学校の情報を得ましょう
今まで通りの説明会・相談会に参加できず、「どんな学校なのだろう」という不安もあるでしょう?本校ではオンライン活用や少人数の説明会などを行います。今までの「一度に大人数で長時間」から「何度も少人数で短時間でも」そして「オンラインも」です。オンライン説明会に登場した鉄道研究部顧問で入試部長の板倉先生、産経新聞紙面評価委員に就任された入試副部長で社会科主任の川口先生など、いろいろな先生が皆さんとお目にかかることを楽しみにしています。雲雀丘では、みなさんの状況に沿うようにしていきます。是非、ノックしてください。
2.入試問題
「今の成績は?」「入試問題は?」など学力面も気になると思います。合格可能性は、過去問を見てみましょう。本校の入試問題でも、既習内容で解ける問題がたくさんあります。高校入試では中学校の考査や実力考査に向けて、今まで習った部分をしっかりと丁寧に復習してください。出題範囲については、県の指示などを見て発表しますが、今まで扱った問題の分析や傾向と対策は、説明会などで発信していきます。