校長通信
進路検討会 第38号
2020/07/20
7月19日に予定しておりました第1回中学オープンスクール、学校説明会、授業体験を中止し、オンライン説明会のみにさせていただきました。申し込みいただいた方には、急な連絡になり大変申し訳ございません。私たちも皆様とお目にかかれるのを楽しみにしておりましたので、とても残念です。受験生の方には、いろいろな機会を設けて、お伝えできるようにしていきます。
中央棟玄関前のサルスベリです。樹皮が白くなめらかな手触りをしていることが特徴です。猿も滑って落ちてしまうほどツルツルという様子から名付けられました。本校では花はまだです。受験には縁起のいい樹ではないですね。
前号で東京大学が出たので大学受験の話題を。国立大学協会が入試実施要領の改訂版を公表し、前後期試験日程はそのまま、3月下旬の追試となりました。今後の感染状況によっては変更の可能性があるものの現時点でのスケジュールが発表されて良かったです。先日、ベネッセ大阪支社長と担当者にご来校いただき、情報交換を行いました。
先週、高3の進路検討会に参加しました。進路部、学年主任、担任、進路アドバイザー、難関大メンバーと校長・教頭で一人ひとりの志望動向と成績について、志望方針を検討します。2日間約10時間が費やされます。私は、資料と生徒の顔写真を見ながら、確認しております。京都・大阪・神戸大学、関西圏の国公立私立大学だけでなく、東京大学、北海道から九州までの大学、海外大学、そして医学部はじめさまざまな学部名があげられました。
今年度は活用できる模試データが少ないので、面談結果が中心となりました。休校中はオンライン、登校後は個人面談をしっかり行った結果、先生方の質問にも担任が答えておりました。過去の経験から推薦、AO入試の学校推薦、総合型選抜の可能性や伸ばすべき科目のアドバイスなどを共有しました。夏の懇談に向けて、大学学部、入試要項研究を行います。このような会議は他校でも行われていますが、生徒と先生の本気度、生徒一人ひとりと向き合う姿勢が重要だと思います。この会議は、出願校検討に発展し、12月と共通テスト終了後の1月にも行われます。