校長通信
期末考査 第36号
2020/07/13
校庭への階段右の「ピラカンサス」です。春に白い花、秋に赤い実とありますが、現認できておりません。また紹介します。
1週間に2度の警報発令、休校となりました。コロナの影響での休校の上に、非常変災による休校が続くと授業数確保には痛いところです。本校では近年の災害状況を鑑み、警報休校を合わせて想定しながら、授業進度を検討してきました。7月13日(月)からの1学期期末考査は予定通り行います。しかし、考査の出題範囲に影響が出る可能性があります。生徒の皆さんには学年からの連絡に注意してください。今回のコロナ休校によって、1学期中間考査を実施せず、期末考査を1週間遅くしました。考査後は3週間授業を行い、1学期終業式は8月7日とする行事予定としております。また、成績算出方法についてもお知らせいたします。
定期考査に対する賛否は、かねてよりありました。もっと言えば、学校におけるテストそのものかもしれません。私は、決まった期日に学習内容のチェックが行われ、それに向けて、自らの生活の計画を立て、学習を振り返ることができる定期考査には賛成です。社会に出ると、あるプロジェクトに対してスケジュールを立て、進めることはあたりまえのスキルです。そして、一人ではなく他の人を巻き込んでいくのが通例です。
記憶重視一過性の暗記を求めるテスト形式が有効でないことは言うまでもありません。これは授業内容や入試がそこから抜け出せていない現状もあります。また、学習内容の到達度を測り、評価されるのは生徒だけでなく、教員も同じことです。
生徒のみなさんは、今年度初めての考査で気合いが入っていました。授業での集中度や早朝や放課後の自習状況を見ても、感じていました。先生方にとっても、昨年12月以来の定期考査です。新たな生徒たちとの出会いを楽しみにしています。「問題用紙と対話してほしい」と話してきました。込められたメッセージを感じてほしいと思います。計画を立ててしっかりと考査に臨みましょう!