校長通信
GTEC 第82号
2020/12/07
12月5日、高1・2は「GTEC」英語試験を行いました。「GTEC」は、小学生から社会人まで英語力が測定できるスコア型英語4技能検定です。3種類の検定があり、レベル別に10タイプの問題タイプに分かれ、小学生から社会人まで継続的に英語力を測ることができます。本校では、英語検定を中心に行ってきましたが、今年度はスコア型英語4技能検定として評価の高くなってきたGTECを採用し、英語検定は希望者の受験としました。英語検定も改良が加えられ、それぞれに良さがあります。大学入試での採用についても不透明な部分もあります。また、採用される試験はいくつかのものがあり、どの時期にうけるのが最良なのか、学校行事との兼ね合い、費用面、個人受験できないものなど検討すべき条件が絡み合っております。欧米で幅広く導入されている語学レベルの指標CEFRをもとに国際基準を意識した英語力をつけることには異論はありませんが、学校現場の混乱は続きそうです。また、このような外部検定や模擬テストの受験料が高騰しており、保護者負担も大きいです。本校では、スコアの出せる状況になるよう学校での授業や指導を念入りに行います。しかし、本来、英語学習は学校での学習時間の2倍の学習量がないと習得には結びつかないといわれています。家庭での主体的な学習、日常生活での意識ができてこそです。多くの大人たちが経験してきたことです。来週には、中2・3が受験します。
12月5日、入試相談会を行いました。11月まででオープンスクール、学校説明会を中学高校各3回を予定し、実施いたしました。しかし、コロナの影響で、中止したものや人数制限、内容の変更を余儀なくされました。受験生にとって、学校や入試の情報が少ないのではないかとおもい、12月5日と12日の土曜日に個別の相談会と学校見学をしていただくことにしました。多くの方に来校いただきました。あらかじめ、本校の説明の動画を見ていただき、それにまつわるご質問を、校長、教頭、主幹教諭、入試部長がお受けしました。
入試が近づき、大変なことも多いかと思います。進学すれば楽しいことがいっぱいあります。今までやってきたことを信じて、健康管理をしっかりとして臨んでください。応援しております!