校長通信
進路検討会 第81号
2020/12/03
コロナ感染防止対策を強化しています。「消毒よりもまず手洗い」ということで増設した手洗い場に看板が設置されました。消毒液は、生徒出入り口には自動噴霧のものや各教室にもポンプを置きました。また、写真の教室の換気のために扉を開けておくためのドアストッパーも取り付けられました。一人ひとりが意識して、感染防止を行いましょう!
「師走」の由来は、僧侶のような普段落ちついている人でも、この月は多忙で走り回るようになるという意味から名付けられたという説があります。なぜ僧侶が歳末に忙しくなるのかというと、年末に仏名会(ぶつみょうえ)という法要があるからです。これはその年にしてしまった様々な罪に懺悔し、身も心もきれいになるように祈念する法要のことです。
12月は「師走」以外にも、古い年を除くという意味で「除月(じょげつ)」とも呼ばれます。大晦日の晩を「除夜」と呼ぶのと同じ理由です。この他にも「春待月(はるまちづき)」ともいわれ、春への期待が込められた意味で呼ばれます。いろいろとあった2020年もあと1ヶ月。しっかりと過ごし新しい一年を迎えたいと思います。
先日、2日間にわたって63期生高校3年の進路検討会が行われました。校長、教頭、進路部、担任全員が出席し、各生徒の志望大学、模試結果、教科科目分野のできなどから、国公立、私立大学の受験パターンを検討します。一人ひとり名前を出して、進路部が模試の偏差値推移グラフと志望校・判定を大スクリーンに映し、担任の先生が推薦入試の結果や面談内容や保護者の意向などを説明していきます。先生方から今年の大学情報や昨年までの経験に基づき、アドバイスがなされます。私も、生徒写真を手に一人ずつ確認しながら参加いたしました。細かに確認しますので時間が長くなり、例年と同じく2日間となりました。
これに基づき、12月の保護者面談が行われ、受験校を決定し、対策を示します。次は1月下旬共通テスト後の国公立大学出願検討会です。3年生は期末考査が済んで、いよいよ共通テスト、私大・国公立対策の受験用講習を中心としたプログラムに入ります。時間を大切に、焦らず、ペースをつかんで頑張って行きましょう!