校長通信
Japan should make voting compulsory. 第107号
2021/02/15
2月6日(土)に即興型英語ディベートを見学に行きました。後半部分で、これまでの中で選ばれた優秀者6名によるエキシビションディベートが行われました。論題は“Japan should make voting compulsory.(日本は投票を義務化するべきである。)”という「18歳選挙権」にも関わる興味深い内容でした。
代表者というだけあって、しっかりと論点を伝え深めていました、発言態度も立派でした。英語力も素晴らしかったです。なによりも、Audienceが真剣な眼差しで聞き逃さずと見守っていました。私のとなりの生徒は、私の質問に対して自分の意見を交えながら解説をしてくれました。Audienceの英語の理解力もどんどん伸びていると実感しました。なにより、英語力も重要ですが、論点をしっかりととらえ、意見形成していく力がついてきています。
今回の高校入試A日程において、英検取得優遇者の割合がここ数年で伸び続け、昨年同様40%前後でした。中学校の授業だけでなく、自ら積極的に学んでいるようです。また、専願者面接試験では「高校でやってみたいこと」の質問に対して、即興型ディベートや研修旅行・留学などのグローバル教育と答えた受験生が半数を超えました。単に海外に行きたいというだけでなく、どのように自分を成長させたいか、将来を見すえて考えている様子でした。このコロナ禍において、海外渡航活動は難しいことを承知の上で、本校の教育環境、ネイティブ先生の人数やレベルなど英語教育やグローバル教育の実践や成果を知り、そこへの期待が大きいことがうかがえました。
英語ディベート、模擬国連、オンライン海外交流や留学、国際系大学や海外進学など、在校生がどんどん新たな道を切り開いています、入学生もそこに続いて飛躍してくれることを願います。