校長通信
PTA2月総会 第110号
2021/02/25
先週から少し暖かになりました。また、寒さが戻るようです。校長室のハイビスカスが咲きました。朝の校庭では元気に中学生がボール遊びをし、60ホール前の学び舎ピアノからは音色が聞こえてきます。生徒たちのあいさつの声が聞こえます。春の近づきを感じることができます。
高校3年生が探究ゼミ「教育を考える」のプレゼン発表をしてくれました。私が課題発表会に参加できなかったので、個別に名乗りを上げ、校長室に来てくれました。
5分という短い時間ですので、緊張からか早口になってしましたが、内容的にはよく研究されていました。日本社会の課題から学校教育への提案、そしてその際の問題点を挙げていました。提案は、地域参加型のイベントの実施と異年齢交流の実施の2点でした。そして、教育ゼミとして、この実践によって、子どもたちにどのような力がつくのかに言及されていました。
新しい学習指導要領においては、学校で学んだことが「生きる力」となり、明日に、その先の人生につながってほしいと考えています。その中で、「社会に開かれた教育課程」を実現しようと考えられています。
この生徒は4月からは、保育士・幼稚園教諭の資格が取得できる教育学部に進学すると聞きました。自らの興味関心を活かしたゼミで学ぶことができてよかったと思います。国づくりの根幹をなす教育、特に幼児教育の学びを深めて社会に貢献してください。
2月24日、PTA2月総会を行いました。今年度初めての総会となりました。皆様にご協力を賜り、総会議事の新年度の役員をご承認いただきました。新役員の皆様、よろしくお願いいたします。
以下、ご挨拶の要旨です。
今年度のコロナの状況下で、教育活動全般、PTA活動にご理解、ご協力、ご支援を賜り、ありがとうございました。本来ならば、この場で、今年度の学校教育活動の振り返りについてお話しさせていただきたいところですが、時間の制約上、割愛させていただきます。これまで通り、文書やホームページやクラッシーにて発信を続けてまいります。
この後、3月1日にこの講堂にて高校3年生63期生の卒業式を行います。おめでとうございます。学校への卒業記念品をいただいております。ありがとうございました。
そして、各学年の進級、次年度に向けて計画の策定を進めてまいります。特に、次年度の行事、体育大会、文化祭、宿泊行事、海外研修などについては、目的、コロナ対応、ICT活用などを意識し、各部長、学年主任が外部とも調整を加えて検討しております。決まり次第、報告させていただきます。
今年度のPTAの役員、委員の皆様には大変お世話になりました。合わせてお礼申し上げます。引き続きよろしくお願いいたします。甚だ簡単ではございますが、皆様へのお礼を込めまして、私からのあいさつに替えさせていただきます。ありがとうございました。