校長通信
理事会 評議員会 第120号
2021/03/29
理事会、評議員会が行われました。感染防止対策に沿って行われ、例年であれば、今年度の振り返りや次年度の方針・計画を口頭発表しますが、今年は資料による説明となりました。
議事の役員選任、事業報告、事業計画などは滞りなく議決されました。年度末のこの会議は、学外の理事、経営者や学識経験者、保護者、卒業生の代表としての外部の評議員などの皆様に、学校経営計画の進捗状況と次年度の計画を見ていただく機会であり、毎年身の引き締まる思いです。新しい年度2021年度へしっかりとしたスタートを切りたいと思います。
年度最終回の校長通信となりました。校長就任時に朝の教室巡回、登校挨拶、校長通信年間100号の3つを決意しました。過去の校長先生に比べると低い目標ですが、月・木に更新しようと決めました。学級担任をしていた時に「学級通信は決まった曜日に出す。不定期では読んでもらえない。」と何が何でも決まった曜日に出していました。
校長通信は4年間で510号となりました。私自身の興味関心よりも「生徒や先生が主人公」と思い記録としても紹介しました。紹介しきれないことや自分が知らないこともたくさんありました。様々な活動に生徒や先生方がチャレンジしてくれたおかげです。
良循環型の学校経営には「計画と反省をきっちりと行う」ことが重要だと思います。校長就任時に掲げた6か年の中期計画の前半3年の中期計画Ⅰ「Better Before」はコロナの影響もあり4年としました。2021年度は、中期計画Ⅱ「One Step Up」のスタートになります。
それぞれの分掌、学年、教科は年度初めに色々な計画を立てておりますが、今年度は影響は大きく、計画を変更せざる得ないものもたくさんありました。修正を加えながら、代替案を実行できたものもありますし、全くできなかったものもあります。なによりも生徒たちには大きな影響があったことは言うまでもありません。その中で新たな成果や実績を上げることができたことは何よりで、生徒たちの力は素晴らしいです。
次年度のコロナの収束、学校への影響度は未定ですが、基本方針を提示し行事などをいくつかのパターンを想定して検討に入っております。
これに基づき、新しい分掌部長・学年主任・教科主任と次年度計画に関する面談を行いました。それぞれでの目標や計画、役割分担を検討し動き出しています。4月に私や部長主任からの方針・計画を発表します。また「2023年の到達点」と「2030年の学校の姿」に向けて情報収集と方向性の策定をしていきます。
今年度は本校の教育活動に、保護者、PTA委員の皆様のみならず、多くの方々にご協力・ご支援を賜り、ありがとうございました。次年度も引き続きよろしくお願いいたします。