校長通信
こんな本読んだ 第113号
2021/03/08
カリキュラム
日差しが暖かくなりました。学年末考査は後半にさしかかりました。朝、放課後と勉強する姿をたくさん見かけます。先生方も、生徒からの質問、採点、ノートなどの提出物チェックが行われています。このあと、成績算出です。個々の努力の経過を見ることができる算出方法を工夫しておりますので、この時期だけではありませんが、生徒の皆さんは考査結果はもちろん、考査以外にも課題などがあれば充実させてください。
いまは読書の時間がとりにくいかもしれませんが、文章が短く、短時間で読むことのできる本の紹介です。日頃あまり本を手にしない人は是非チャレンジしてください。そこから、気に入った作家さんの長編小説に行くのはどうでしょうか?
NHK国際放送が選んだ日本の名作シリーズ『1日10分のしあわせ』『1日10分のごほうび』『1日10分のぜいたく』の3冊を紹介します。NHK WORLD-JAPANのラジオ番組で、世界17言語に翻訳して朗読された小説のなかから、人気作家の作品を収録しています。
私はそんなにいろいろな作家を数多く読むタイプではありませんが、朝井リョウ、石田衣良、小川洋子、重松清、宮下奈都、赤川次郎、江國香織、原田マハ、森浩美、あさのあつこ、沢木耕太郎、吉本ばななさんなどまさしく当代の人気作家の短編集です。ショートショートの読み比べができます。通学途中や勉強の合間、休み時間など、スキマ時間の読書で気分転換を―。「1日10分至福のひととき」です。