学校ブログ

校長通信

咲き誇れ! 第18号

2021/05/17

行事

上の写真のように青空の下、高2の見守る中、高3の元気な姿を見ることができました。体育大会延期を決め、高3のエンカレのみ延期せず、ここで行うこととしました。
高1の参加は見送りました。1年生のみなさんには申し訳なかったです。保護者の皆様には映像にてお届けするようにいたします。
高2からのサプライズの応援メッセージにはびっくりしました。2年生は修学旅行延期もあり、3年生と同じコロナに立ち向かう気持ちだったのでしょう。先輩を思いやり、応援する気持ちがとてもうれしかったです。
各クラスの紹介コメント、生徒たちの生き生きとした姿を見ていると涙が出てきました。ダンス内容の変更、時間短縮、感染防止対策、完全マスク着用、観覧制限にも協力してくれました。グランドへの移動も密を避けるために、時間がかかっても大変な方法を選んでくれました。前日のリハは雨が降り、段取りの確認も難しかったことでしょう。各リーダーはこれでよしとせず、次の行事に行かしてください。

延期を決定したときに、各団長、エンカレ委員、体育委員のリーダーに集まっていただき、私から今回の決定、学校の考え方を伝えました。みなさんの真剣な眼差しを忘れることができません。その場で質問や要望もいただきました。私たちが気づかないいい質問が多かったです。そのあと、高3生から個別に申し出もありました。この状況下で、どのようにすればよいのか、どのようにすれば実現できるのか考えてくれたと思います。要望の1つ、高1の参加は実現できないと判断しました。しかし、昨年度からの教職員の総意である64期生の思い出に残る行事の実現しようを確認し、みなさんの気持ちに応えようと先生方とも検討し、スピード感を持って協力体制をとりました。

昨年度からたくさんの行事や部活動が中止・延期・縮小変更となりました。当然のことながら生徒たちにとってかけがえのない1度切りの学生生活です。また、治療や自宅待機をせざるを得ない時間の長さ・密度は、われわれ大人の時間と中高生の時間とは全く違うと予想されます。全く同じにはならない、できないですが、命を守る行動を第一に、一人ひとりが咲き誇る、心に刻まれる時間を過ごせるようにしたいです。「咲き誇れ」いい言葉ですね。64期生のみなさん、最高学年として、最終年度として、ともにがんばろう!

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