学校ブログ

校長通信

考査中です 第34号

2021/07/12

グローバル

期末考査中に2度も大雨警報が発令され、日程を大きく変更することになりました。日程が先延ばしになることで考査に対する集中力の継続が気になります。今こそ、家庭学習力が試されることと思います。学校行事も変更になり、部活動との兼ね合いも出てしまいました。いろいろなところに支障が出ていることだと思います。休校、急遽の下校で生徒の皆さんの声を聞く機会がありませんでしたが、困惑していることでしょう。大変ですが、踏ん張って予期せぬ変更にも対応できる力をつけてください。教員にとりましても、元々オリンピックに絡む休日設定で個人懇談、終業式の日程をタイトに詰まっておりました上の変更ですが、個人懇談には成績を提示できるよう進めたいと思います。成績算出、個人懇談準備は重要ですので、確実に行って行きたいと思います。

警報発令、警報に伴う休校措置には、様々なご意見があるところです。兵庫大阪の広い通学範囲とその拡大、居住地域の状況・様子が様々であることは、私学特有です。先日は、大雨による大規模な土砂災害が市街地で起きました。被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
近年の予報技術の正確さ、豪雨による災害状況を見ますと、中高生の頃から災害に対する行動を考え、防災意識を高める必要があると思います。警報が出て学校が休みで大喜びという私の年少時代とは違うということです。ご家庭でも災害時のとりきめや備えについてお話しいただければ幸いです。


中国教育国際交流協会、GES日中文化交流センターの第7回日中教育交流会に参加しました。中国石油大学(華東)を会場に中国側が200名、日本側がZOOMで100名参加し、テーマは「ポストコロナ時代の中日教育交流」でした。
大連理工大学学長と上智大学学長の基調講演のあと、
フォーラムⅠは、中国と日本の大学学長の講演
  中国:天津学国語大学、吉林大学、中国石油大学、北京師範大学
  日本:広島大学、北陸大学、千葉大学、大阪大学、東洋大学
フォーラムⅡは、中国と日本の高校校長の講演でここで本校の取り組みをお話しさせていただきました。
  中国:済南外国語、上海文来、長春外国語、復旦大学附属、青島第二
  日本:帝京大学可児、雲雀丘学園、三田国際、立命館慶祥、大阪府立三島
大学関係者の参加は、日本の国立私立の大規模大学はほぼ参加されていたように思いました。中国の科学医療分野の先端技術のめざましい進歩は、大学間においても学生交流においても注目されています。また、中国の高校段階の語学、理科教育においては、重点的な特化が行われているように感じました。これは2019年に訪問した甘粛省蘭州の西北師範大学附属学校でもそうでした。生徒、学校システム、設備などレベルの高さに驚きました。
今回発表された日本の高校は、IBや21世紀型スキル、学校交流や設備などそれぞれに特徴がありますが、まだまだ自前主義で、中国の進め方には大きな差があるように感じました。

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