校長通信
挑戦の夏⑧ 企業 第47号
2021/08/20
夏休み最終週、高3の講習や部活動など追い込みですが、大雨警報発令で予定が大きく変更しています。また、緊急事態宣言発令を受け、一層の感染防止を意識しています。そんな中、企業との連携の探究活動を見学しました。
パナソニック株式会社の方々にご来校いただき、「照明機材 × プログラミング × アート」を実施しました。パナソニックがMIT(アメリカ・マサチューセッツ工科大学)で始めたプロジェクトの1つとして、照明機材とプログラミング言語「Scratch」を使ったワークショップです。学校現場では日本初だそうです。
高校1年と2年の生徒が参加しました。単に、プログラミングを体験し光をコントロールすることを学ぶのではなく、対話型観賞(美術作品を見て感想や意見交換を行う)を行い、価値観や物事の捉え方の違いを言語化することが大変興味深かったです。MITでのラボの様子なども教えていただき、文系理系にとらわれずかんがえること、今回も光の歴史などにも言及していたことも生徒の心に刻まれたと思います。日頃の授業では体験できないまさしく「本物の学び」でした。詳しくはこちらをご覧ください。
中学3年の社会総合の授業、SUNTORY取材「なぜサントリーのデザインには水色と緑色がつかわれているの?」を見に行きました。各生徒が自らの興味関心にもとづいてサントリーHDの各部署からお話を聞き、取材を行います。今回はサントリーのデザイン本部長の方よりお話を伺いました。このあとレポート、新聞作成が行われます。員が何らかの取材を行って、レポートを作成します。
サントリーの飲料を例に挙げて「例えることで伝えることが可能になる」「違うところから似ているものを見つけ出す力」などわれわれにも大変参考になるお話しでした。日頃の授業では経験することのできない社会とつながる授業でした。SUNTORY取材はこちらをご覧ください。