神戸大学国際人間科学部を進路副部長と訪問しました。大阪大学との連携は進みつつあり、合格者数も増えましたが、神戸大学は年度によっては、受験はするものの跳ね返されています。近くの難関の人気の総合大学というイメージ先行であったり、偏差値による出願スライドが多く、大学の中身の理解か不十分な気もしていました。
今回の訪問は、本校のOne Day Collegeに来ていただいた先生が、本校生徒の学びと教員の取り組みの姿勢に好印象を残されており、「今年は声がかからないけどいかがされていますか？」というメールを私にいただいたのがきっかけでした。神戸大学との連携も模索しており、大学の広報力や高大連携についても意見交換をさせていただきたいと考えていましたので、訪問をお願いしました。海が見える素晴らしいロケーションです。
この度、生徒の探究論文も見ていただき、本校生の可能性と学校の取り組みを評価していただきました。本校と神戸大学との連携のスタートとして、今秋の入試説明会や来夏神戸大学での探究プロジェクトを行う方向で進めてまいります。神戸大学国際人間科学部の『GlobalIssueへの挑戦』「Global共生社会の実現に貢献する協働型Global人材の養成」は私たちの生徒育成の目指すところです。
京都大学総合人間学部、大阪大学人間科学部、神戸大学国際人間科学部をはじめ（人間が前か後ろか真ん中かどこにつくのか）、九州大学にも広島大学にも徳島大学にも（人間がつきません）学際学部があります。それぞれ歴史的経緯と特徴があり、各大学ともに素晴らしい教育と研究をされています。「文」「法」「理」「医」など１文字学部にはない学部のおもしろさを研究してみてはどうでしょうか。