校長通信
読書「習慣」 第67号
2021/10/28
カリキュラム
中学の学年文庫、図書室前の様子です。第75回読書週間です。
「最後の頁を閉じた 違う私がいた」
すごい標語。自分を違う自分が見ている。その違いを認識している。この標語を読んだ人もその段階を追想している。この標語は深い。やっぱり読書による人間形成は大きいと思います。もちろん、読書だけでなく映画も音楽も芸術作品もそうです。何かだけでなく、感性を高める鑑賞の機会が多ければと思います。無理矢理でなく、自分と向き合う習慣として読書があれば、人生が豊かに広がる気がします。私事、年を取ると文字を読むのがつらくなる・・・そんなこと中高生の時に思いもしませんでした。
立命館アジア太平洋大学の出口学長の「人・本・旅」という言葉を私も大事にしています。たくさんの人と会い、たくさんの本を読み、たくさんの旅をする(≒現場に行く)。現場に行くは自分の目で見て経験するととらえています。習慣というかマインドセットだと考えます。
図書室・図書委員会も取り組んでくれています。この週間に新たな習慣を経験獲得してみてください。来年4月には新図書館に移ります。