校長通信
EGYPT 第76号
2021/11/25
カリキュラム
兵庫県立美術館へ「古代エジプト展」へ行きました。全国8会場で開催予定ですが、中止や延期を余儀なくされていました。兵庫は来年2月27日までです。中止になっていた福岡、札幌が追加され予定終了になります。
オランダ最古の大学都市ライデンにあるライデン国立古代博物館は、大英博物館やルーブル美術館などと並ぶ世界屈指の古代エジプト・コレクションを誇ります。今回、象形文字ヒエログリフの解読、棺を立てた立体展示も特徴的でした。立体展示は、棺に記された「死者の書」の呪文や神々の図像、装飾、色彩を間近に見ることができました。一番はミイラの原型を保つ最新型のCTスキャンによる解析を見ることができたことです。
エジプトは行きたい国の1つですが、実現しておりません。生きている間に無理かも・・・と思いつつ、自宅に戻りエジプト史王朝名の資料をひもとき、再度確認しながら思いを馳せることとしました。
美術館は予約制でしたが、多くの方が来場されていました。制限が少し緩和され、美術館や博物館見学ができるようになることは喜ばしいことです。写真や画面でなく実物に触れることは大事だと改めて感じました。