学校ブログ

校長通信

頑張っている君へ 第91号

2022/01/12

入試

中学受験生のみなさん元気ですか?10日が出願締切でしたが、出願数をみて「合格できなかったらどうしよう」そんなことを考えて、不安になっていませんか?その上、コロナ禍で受験生のみなさんには大きな影響がありました。大切な学校生活が削られ、受験のための塾通いにも支障があったことでしょう。本校での説明会でもゆっくりと校内・部活動見学をしたり、在校生ともゆっくりと話ができませんでした。ご相談のお母さん方も「モチベーションを保つことが大変」と心配されていました。そして、オミクロン株の広がりです。

受験には不安はつきものですが、不安はつのるばかり。私からアドバイスを考えてみました。参考にしてください。

1.つらいのは自分一人だけではない。
空を見上げ大空に意識をもって行って(前澤さんのように)地球を眺める。不安を抱えている人が地球上にいっぱいいる。それぞれの人がそれぞれの場所で頑張っている。踏ん張ってみよう!

2.自分一人でたたかっているのではない。
 おとうさん、おかあさんをはじめとしたご家族、学校の先生や塾の先生、君とつながるすべての大人が心配しているその気持ちがわかりますか?君を支えている人は君のことを見守っています。君にはともにたたかう人がいます。ともにです。

この2つからどうすればいいか?それは君は「いつもの君」でいて、平常心で力を発揮すること。「いつもではない入試」に「いつもの君」でいるのは難しいことです。私たちもそうだったからわかります。緊張や不安をすべて解消しなくていいし、完全な「いつもの君」にならなくていいのです。少しでも「いつもの君」に近づきましょう。厳しい状況の中で頑張ってきたのは「いつもの君」です。そのための不安の解消法はそれぞれ違うのです。

当日、朝に家族にハグしてもらう。握手する。
 会場で「大丈夫!」をくりかえし唱える。
 眼を閉じて、自分のことを応援してくれている人のことを思い出してみる。
 自分の手を5回しっかり握って、ながめる。深呼吸。(呼吸は大事)

もし、この校長通信を入試日前日の夜に読んでいるならば、さらっと読んで、安心して寝てください。明日は良い日になりますから。(そうお布団で唱えてください)
入試当日は、私は正門で君を迎えますので、元気にあいさつしてください。
君と会えるのを楽しみにしています。

最後に雲雀丘学園中学高等学校の先生全員を代表して、君にエールを送ります。
   「君はここまでよくがんばった。最後までがんばれ!やってみなはれ!」
健闘を心より祈っています。


                                           昨年の様子

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