校長通信
海外大学 第38号
2022/07/21
グローバル
海外大学進学説明会を行いました、NZに進学した卒業生が来校、マレーシアに進学した卒業生はオンラインで体験談を話してくれました。そのあと、分科会として①北米②オセアニア③台湾④マレーシアに分かれて専門の留学業者の方にお話しいただきました。
冒頭私からグローバル教育の進み具合と状況をおはなししました。校長に就任した2017年にアメリカの10のトップ大学を視察しました。大学入試担当者、日本から進学した学生、同行した関東私学の先生から大きな刺激を受け、本格的にグローバル教育を組織的に進めて行きました。その後、ドイツヘルバルト校との協定や中国・西南師範大学附属校でのフォーラム、海外からの視察佼、留学生の受け入れ、また、グローバル探究部が中心となって海外への旅行だけでなく、コロナ禍で校内でできる国際理解教育も実践してきました。
日本の大学よりも海外の大学が良いと一面的な決め方でなく、進学先の大学で、自身が目的をもって学ぶことができるかどうかです。
日本でも政府主導でSGU(スーパーグローバル大学)をおいたり、各大学がさまざまプログラムを学生ごとに用意しています。また、文科省は生徒と英語教員の英語力アップの目標設定も行いました。しかし、政府の考える大学改革や英語力向上には道半ばのようです。
海外大学の制度がより主体的に学ぶことができるという声をよく聞きます。海外の多くの学生達が大学に何を求めて学んでいるのかなのかも知れません。日本の学生の気質や大学・教育に関わる環境、教育予算が改善されることも大切だと思います。生徒のみなさんには、学校からも情報提供を行い、悔いのない進路実現をしてほしいと思います。