校長通信
進路実現 第33号
2022/07/07
高3の進路検討会に参加しました。進路部、学年主任、担任、進路アドバイザー、難関大メンバーと校長・教頭で一人ひとりの志望動向と成績について、志望方針を検討します。模試データと面談結果を踏まえて、過去の経験から学校推薦型、総合型選抜の可能性や伸ばすべき科目のアドバイスなどを共有しました。
私は、資料と生徒の顔写真を見ながら、志望校、志望動向、模試結果を確認しておりました。私から最後にお話ししました。過去の経験や模試データ、判定から予測できることがあるかも知れません。なぜなら、受験に絶対はなく、生徒達の進路実現への可能性は無限大ですが、時間的制約があるのも受験です。だから、どのような進路選択をするのか、受験校を決めるのは難しい選択となり、幅広く考えることも重要となります。先生方は「がんばらせたい」「応援したい」「サポートしたい」と生徒への期待の気持ちがこの会議で良く伝わりました。そこを夏の懇談や講習でしっかりと向き合って、一致団結して進路実現を目指してほしいと思います。夏の個人懇談に向けて、大学学部、入試要項研究を行います。このような会議は他校でも行われていますが、生徒と先生の本気度、生徒一人ひとりと向き合う姿勢が重要だと思います。この会議は、出願校検討に発展し、12月と共通テスト終了後の1月にも行われます。
進路部の研修会「志望理由書作成のための研修会」も行われました。大学入試において推薦入試による出願が増え,志望理由書の作成,小論文指導が大きな課題となっております。昨年の状況,大阪大学,奈良女子大学の志望理由書などを例に昨年の担任で現在進路部の教員より、実際の志望理由書をつかい、大学の得点開示を参考した指導法の共有を説明し、全体のレベルアップを図りました。
職員会議でも進路部の今年度目標「教員全員で進路指導をする学校へ」が示され、学校推薦や総合型を含めた指導方針を確認しました。
「学校の進路実績でなく生徒の進路実現」先生方もがんばります。高3生65期生、既卒生もがんばれ!