校長通信
授業アンケート 第48号
2022/08/25
始業式翌日に全学年でテストが行われました。中学は学力推移調査と理社の考査、高校は全統記述模試です。高3生は2日間にわたります。廊下も静かです。どの学年も全力で取り組んでいます。来週からは、本格的に文化祭準備です。
先日の職員会議でいろいろな報告事項の中に、授業アンケート集計も発表されました。このアンケートは、授業改善を目的に7月と12月に各授業担当者ごとに下記の4項目について聞いています。
①この授業を受けたことによって力がついた
②先生は熱意をもって授業にあたっている
③先生は規律及び礼儀(挨拶等)正しく授業ができるよう指導している
④本人の取り組み
(講義系)私は予習復習などこの科目の学習にしっかり取り組んだ
(実技系)私は実技練習や実習・課題制作などにしっかり取り組んだ
(「と思う」省略)
アンケート結果の数値が連続して上昇しており、教員と生徒の授業つくり改善への成果だと思います。ここでは全体のグラフを提示しておりますが、各学年やコースごと、前年や前回比較をして分析しております。また、各授業担当者の先生方にはクラスの差など授業を振り返っていただく資料にしております。分析した担当の先生からは、学年ごとの課題はあるが、前年よりも上昇しており、全教員が基準ラインを越えていることが報告されました。課題として「力」や「熱意」や「規律」に比べ「本人取り組み」が鈍化していることを上げ、生徒たちの取り組み度合いの鈍化なのか、がんばっているが目標設定が高くなっているのか、今後の状況を注視し確認していくことになりました。
学力や模試結果が急激に上がるのではなく、日々の授業の積み重ねが重要だと思います。教員と生徒が力を合わせて良い授業をつくり、しっかりと取り組んでいきましょう。