校長通信
始動③部活動と生徒部 第7号
2023/04/20
部活動の紹介動画を見せていただきました。コロナ前の講堂で集まるクラブ紹介の良さもありますが、動画は各部の工夫や思いが詰まっており、内容とともに動画編集の技術も素晴らしかったです。お見せできないのが残念です。コロナの前の対面紹介にそのまま戻るのではなく、動画を使ってレベルアップにチャレンジしていると思いました。また、そのままでよかったの思ったのは入学式での各部からの呼びかけでした。雨の中、歓迎の気持ちがよく伝わりました。新入生は実際に部活動を見ていただき、参加して充実した学生生活を過ごしてください。
春の大会の日程が出され、休日も練習や試合に頑張っているようです。公開している動画です。
携帯電話やSNSの危険性や登下校についても説明がありました。先日、避難経路の確認の避難訓練も行われました。このように、よりよい生活や生徒の安全健康を担当する分掌が生徒部です。部活動や生徒会活動にも関わっています。今年度の方針として、「生徒の自律と自立を支援」を上げています。
避難訓練での講話の抜粋です。
避難が完了しました。「命を守る行動」としての危機管理意識を高めましょう。危機管理を考えるときに、リスクマネジメント、クライシスマネジメントの2つの側面があります。Riskは「危険」の意味で、Crisisは「危機、重大局面」の意味でつかわれます。
リスクマネジメントは未然防止、「事前に何かしておく」ことです。万一のことが起きた場合も受けるダメージを軽減することができます。
地震が来ても家具が倒れないように固定しておくことや自宅から近くの避難場所までの道のりを事前に確認しておくことなどが当てはまります。
リスクマネジメントが「事前対策」なのに対し、クライシスマネジメントは既に起こっている危機に対して対応する「事後対応」を意味します。万一のときにいかに被害の拡大を抑え、事態を迅速に収束できるか、これがクライシスマネジメントに求められていることです。
リスクマネジメントとクライシスマネジメントは、どちらか一方ではなく、どちらも対処できるようにの両面をしっかり考える必要があります。この考え方は、日々の健康や安全、避難訓練だけでなく、いろいろな出来事、受験勉強の学習計画や部活動での競技などにもあてはまるかもしれません。
新学期になり、まず、みなさんに意識してほしいのは、通学路についてです。危ないところはないでしょうか?交通事故リスクもです。通学路を点検してください。夏場、冬場、時間帯によっても危険度は変わります。特に、自転車に乗る人は気をつけてください。
みなさんが生き生きと生活でき、学校が安全・安心の場所になるように、みんなでつくっていきましょう。
生徒部では生活指導だけでなく、保健指導にも関わります。保健室からも情報発信し、日々生徒の皆さんの体と心を見守っています。やはり体と心のバランスはとても重要です。文科省からは「COCOLOプラン」が発表され、本校では今回、保健室に「こころとからだの教育支援センター」をおきました。学年・担任の先生と連携しながら、生徒一人ひとりに寄り添い支援を行えるよう研究を進めていきます。